『阿弥陀堂だより』

南木佳士著の何冊目か。これで一区切りにしようと思うけど多分また他を注文すると思う。これは今まで読んだのとちょっと違っていかにも小説だった。半分くらいまでは、ちょっと丁寧さが違うなという感じだったけど後半、田舎に戻ってからは良かった。読みながら、なぜ自分がこんなに好きになるのかを考えたが、多分自分の生い立ちと無関係ではないのと、今後どう生きるかと考える時に、やはり山村の暮らしというのが原点にあるからだと思う。この小説はその思いを強くするものだった。こういう暮らしをしたいのだとつくずく思った。よってこの小説は自分にとっての生き方のハウツーものといえそう。あそこであれしてこれしてが、もうそのまんま浮かんでくる。何だか楽しみになる。

この本を読みながら小説の世界に浸っている最中に友人から電話があった。就職試験の書類選考を通ったみたいな話。次の参考にということで色々聞かれたのだが、当方の頭は半分この小説世界にあった。お役に立てずにすみません、と謝ることもないので、お役に立てず、で止めておいた。電話を終えてまた小説に戻った。もうどっちが現実なんだか分からない。これだよな、間違いの元は。でもずっと間違っていたらそれは間違いでもないんだし。さて、これはレンタルビデオ屋に、あれ今もビデオ屋と言っていいのでしょうか、走らなければなるまい。でも今はダメ、我慢、しばらくしてから。そうそう昨日は忘年会の誘いが1件入る。行きますと返事した。
by kienlen | 2013-11-01 04:53 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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