『ジァンジァン狂宴』

昨日、午前と午後に似たような場所に仕事があり、でもその間隔が大きい。家に戻る時間は十分にあったけど、家も冴えないしなあと思って、昔からよく行っている喫茶店で早目のお昼を食べて午後まで長居させてもらうつもりで寄った。静かな店なので問題ないでしょう。簡単な仕事くらいはやってしまいたい。行くと、マスターが「ちょうど良かった。話がある」と向かいの席に座り込んだ。「時間あるの」と聞かれたので「長居してもいいですか」と聞くと、いいよ、と言われた。ダメとは言わないだろうが。カレーを注文。他にないし。彼が聞きたかったのは、最近亡くなった方についてだった。それほど知らないが知っていることだけ伝えた。これをきっかけに、マスターが色々と話し出した。いいのかな、こんなにデカい声でしゃべっていて、と思っていたら隣にいた人が帰って行った。私がその場にいたらうるさくて帰ったかも。といっても自分は聞くだけなので責任の感じようもない。

で、この本を貸してくれたのだった。ジァンジァンって知っているかと聞かれても、そりゃあ色々なところに名前は出てくるから名前は知っているけど行ったことはないからそう言った。まあ読んでみてよ、ということ。ものすごく面白いということ。有名どころの名前が帯にも並んでいる。面白いかもなあ、とちょっと期待した。多分面白いのだろうと思う、そこを知っている人にとっては。でもそうじゃない人にとってどうなんだろうか。正直、勉強になるというか、人に読ませることについて考えさせられる。自分的に分類すれば内輪的。それがいい場合もあるだろうけど、内輪以外の人が読んでもなかなか分かりにくい。分かってもらうために書いているんじゃないことも分かる。私のようなわけの分かってない者に勧めるというのも面白いなと思った。わけ分かってないことも知らないんだろう。色々な事情もあるようだった。自分が嬉しい時は人にもそれが伝わると思うのは誰にでもあることだ。せっかくだから何とか読もうと試みたが、やはり自分には難しい。どのような形で伝えるかという努力をスキップできるのはある意味の特権なんだろうな。そういう境地にいらっしゃるんだということは伝わった。なかなか勉強になる本だった。と思って気づいたらこれは小説だったんだ。じゃあ、アリかな。普段読まないタイプの本であることは確かだ。返却の時は以上のような感想を言おう、練習した。
by kienlen | 2013-10-06 11:11 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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