オーストラリアでタイ・レストランをやるか

勤め人がいないのでカレンダーの文字色はあまり関係ない。夫の店は、盆も正月も無関係にただ日曜日だけ休んでいる。弁当を届ける必要があったので、ついでに息子のバレーの試合を観戦する。大きな大会らしく臨県からも来ていて、校名がいかにも海辺の雰囲気だったりして、それだけで異国情緒みたいなものを感じる。つまり日ごろは狭い世界に生きていることを実感。このところどうも元気がでないのは歳のせいばかりでなく、今の生活に飽きがきているのだと思う。考えてみるとずっと仕事が変わるか家族構成が変わるか引越しで住処が変わるかを繰り返してきたのに、このところ変化が少ない。子供が小さい時には手がかかったので日常そのものが変化の連続という面があったが、それも一段落した。中学3年というと、受験生ですね、と言われるし、確かにそうなのだが自分が受験するわけでもないし、見ているとイライラするので逃げ出したい。夫の店の店番がいれば、私はしばらく旅に出られるのだが、と考えていたら夫が「Sがオーストラリアに店を買ったから行くか」と言う。

Sというのは夫の実の兄だ。バンコクで夫と知り合った頃に「兄がアメリカにいるが全然帰って来ない」というから、それをアメリカに留学していたことのある友人に話したら「密入国して帰るに帰れないんじゃないの。そういう人いっぱいいるよ」と言われ、そうかなと思っていたら、突然バンコクに来たのである。それも日本人の彼女を連れて。日本人とタイ人が留学先の第三国で親しくなる例はたくさん知っている。聞けばAFSの奨学生として高校からアメリカに行き、そのまま就職して長いこと住んでいたという。専門がコンピュータだったのでバンコクの優良企業に就職したのだが、帰国子女にありがちな異文化ギャップで長く続かず「やはりアメリカに戻る」と言い残して去っていった。その前に日本で一休みのつもりが、10数年にもなったという経歴の持ち主。米国企業勤務だったので本国転勤を希望していたが叶わず、結局辞めて当面妻子を日本においてオーストラリアに、つい最近渡った。Sが自分で店をやるわけがないから投資のつもりだろうか、と夫は言うが、そう深い交流があるわけでもなくまだ不明。ただ、私にとっての関心事は、外に出る口実にはなるな、ということだ。それで今、作戦を考えている。
by kienlen | 2006-05-04 21:47 | タイの事と料理 | Comments(0)

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