『歴史認識を問い直す―靖国、慰安婦、領土問題』

読み終えたのは昨日か一昨日かだった。最近、角川oneテーマ21の本が続いている。これもそうだ。なんといっても靖国、慰安婦、領土問題ですからタイムリー。前に東郷さんの本を読んだ時にいいなと思って、でもまだ2冊目だろうか。格調高く、日本を愛する立場から知らないことを教えてくれて現実的な対応策を提示という行き届いた内容。前に読んだのはノスタルジックな雰囲気だったけど、今回はテーマがテーマだけに危機意識が強く表現も相当強いものになっている。多分最も意識しているのは為政者なんだろう。慰安婦問題が国際的にここまでの見方をされているということを懇切丁寧に説明。漠然としか知らないかった。とにかく、国民が知っておく必要があるだろうと思うことを丁寧に説明してくれている。よく分からない領土問題にしても実に分かりやすい。

エピローグは鬼気迫るものがある。「左からの平和ボケ」に浸る余裕がないことは明らかであるとしながら、じゃあ「右からの平和ボケ」に対してはどうかというと「民族崩壊の危機を生み出す可能性がある」ということ。じゃあ、どうしたらいいんでしょう、というのが具体的にいちいち説明してある。テーマがテーマなので、私らが読んだからってどうにもならないが、日本国民として大変勉強になりましたし、判断材料にはなる。今日は仕事で出たついでに図書館に寄りまた何冊も借りてきたから、東郷さんの次のを読むのはしばらく先になりそうだな。妙に涼しくなった。まさかこれで夏が終わりということはないでしょうけど。このくらいの陽気だと体が楽だ。
by kienlen | 2013-08-26 20:50 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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