81歳の友と偶然喫茶店で

深夜、NHKの未解決事件の再放送を見た。娘がこの間見て夢中になってしまったらしく「マミーを呼ぼうと思ったけどコマーシャルがなから呼んでいる時間がなかった」ということで私は見逃していたもの。12時40分からという辛い時間帯で目がしょぼついていたが、始まったらしゃきっとしてしまった。内部分裂させるというのは常套手段とはいえ、あの徹底ぶり、恐ろしいことだ。2時過ぎになったので睡眠不足気味だった。今日は一件モノの受け取りがあって散歩がてら歩くことにした。往復すれば1時間半くらいにはなるだろうからちょうどいい。ついでに家ではやりたくない単なる入力作業みたいなことを喫茶店でしてこようと機器を持参。で、どこにするか迷ったが、大昔からあって、ひとりで結構寄ることの多い、空いていて薄暗くて落ち着くし長時間いても大丈夫な喫茶店に入ることにした。ついこの間も来たばっかりだったな、そういえば。

無愛想なマスターにコーヒーを注文して店内を見たら、珍しい人がいて双方びっくり。もう10年以上も会ってない人で、元々は娘さんが友人だったから親世代の、一時はよく一緒に食事なんかもしていた人。あちらもひとりだったので同じテーブルに。親世代のはずなのに、ものすごく若い。元々お上品な方ではあったが相変らず。刺繍のお教室を主宰していて、81歳の今も現役で忙しいそうだ。「80歳になるまで年齢のことなんて考えたことなかったわ」と言う。それってすごいなと思ったけど後で考えると、同じ生徒さんに刺繍を教えながらきているわけで、新しい人を募集するわけでも若い人が加わるわけでもなく、宣伝する必要もなく、パソコン使う必要もなく、新しい技術を開発するわけでもなく、流行を必要以上に気にすることもなく、いわば閉じた世界でそのまま皆で一緒に年を重ねていくわけだから、ある意味あり得ることだろうなと思う。で、生徒さん達とお茶などすると、誰がどうしたこうした、という噂話ばかりで休まらないからこうしてひとりでお茶するの、ということだった。何だか新鮮だった。そしてその喫茶店は彼女が高校の頃からあったそうだ。次は自分がそこで娘世代の人に同じことを言っているかもしれない。多分あっという間なのだ。
by kienlen | 2013-06-13 20:43 | 出来事 | Comments(0)

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