「慕情」

昨日の午前中は仕事しようと思っていたが、やる気がでない。他のことをするのも何だし、そういう時は寝てしまうことが多い。しかしそれももったいないような気がして突然映画に行こうと思い時間を見たら、ギリギリ「午前10時の映画祭」に間に合うことが分かったので急いで着替えて出かける。午後は外での予定があったので半端に戻るより喫茶店で資料を見ているつもりで準備して出る。映画館の前はものすごい行列で、そういえば自分が行くのはいつも平日なのに土曜日だったことを思い出し、なんだ無理かと思ったがまさかとも思って並んでいる人に理由を聞いたら、前売り券だそうだ。何のかは知らないが。で、中に入ったらチケット売り場はガラガラで間に合った。混雑してますと言われたけどそんなこともなし。

舞台は1949年の香港。1度も見たことのない映画だが、音楽はあまりに有名なので、この音楽と香港を空撮したのかどうかの景色が素晴らしく一瞬で引き込まれてしまった。内容は全く知らずに行った。ラブロマンスだろうというのは想像できたが。で、その通りだった。大変に魅力的な女医はイギリス人と中国人のハーフで、これが彼女のアイデンティティを特徴付けていて、そのことへの意識が高すぎることを指摘されたりもするのだが、重慶に渡る場面とかで、それもなるほどなと思わせるような場面はある。景色とかファッションとか、植民地香港の様子とか、こうして朝鮮戦争が始まったのかとか、そういう要素を盛り込みながらのやっぱりかなり単純なラブストーリーと思ったけど退屈はしなかった。知り合いの喫茶店に寄って慕情を見てきたと言ったら「なんか、かったるい映画だった覚えがあるわね」と言われた。若い時に見ていたらそうかもなと感じたけど、とりあえず昨日は動機が動機だし面白かった。しかし例えばテレビとかDVDだったら多分飽きているだろうとは思う。
by kienlen | 2013-06-09 08:11 | 映画類 | Comments(0)

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