『登山の誕生-人はなぜ山に登るようになったのか』

この本、ずっと『登山の歴史』だと思って読んでいて、ちっとも歴史ではないじゃないか、と思っていて、読み終えてからタイトルを見たら『登山の誕生』だった。どこでどう間違えたのだろうか。買う時点で、歴史を読みたかったのか誕生を読みたかったのか、それ自体を忘れている。脳みそがますます無秩序になっている感がある。で、この本は、わくわくするような面白さというのではなくて、惰性で字面を追っていたという感じ。かといってつまらないわけではなくて、ちょっと不思議な趣の本だった。生真面目すぎてユーモラスって感じかな。やはりこの、山に登る、という行為自体が究極の遊びなのだろうから、何かユーモラスになってしまうのだろう。それがまさに命がけの遊びであっても。

このところ、ああ、若い時から登山を趣味にしておけばよかったなあと感じている。そしたら冬山だって…。なんて気になるかどうか分からないが、今年は雪が多くて冷え込んだので、出かけると思わず「こんなきれいな山見ていると登りたくなる気持ち分かるよねえ」と思ったりした。後は登山家の話しを聞いたりなんかしているせいだ。今までロック・クライミングとか冬山とか理解できなかったけど、なるほど、なのである。とはいえロッククライミングはやりたいとは全然思わない。日本人の山登りは山岳信仰からみたいに思っていたけど、相当古くから物見遊山の山登りがなされていたらしいことや、ヨーロッパでイギリス式とフランスやドイツ式の山登りの違いとか、なかなか興味深いことが色々あった。一所懸命読まなくてすみませんでしたが、必要に応じて参照できるよう手元に置きます。生真面目な論文調なのでその価値あり。4月には付近の山に行こうと友人と話したところ。5月は毎年に近く行っている山の開山祭行きたいです。ここまでなまった体で大丈夫かな。あんまりだよな。
by kienlen | 2013-03-27 08:30 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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