世界にひとつのプレイブック

この間試写会で見た。映画の時間を取るのが少しキツイ感じになっているが、試写会は夜なのでどうせ仕事にもならないしで出かけるにはちょうどいい。東京で上映していて評判もいいのでこっちでも、ということ、らしい。こういう映画って、つまり軽い娯楽なのかな、そういうのあまり見ないからよく分からないのだが、あれっと思うほどシリアス目にスタートしてどんどんコメディになっていくという展開。うつ病とか躁うつ病とトラウマとか色々そういうのが重要な役割を担っているので、それをコメディの中に入れ込むというのは、私は有だろうと思うけど、それに現実にもそのくらいでいいと思うのだが、実際のところどうなんだろう、って、映画に実際を結び付けるのも変か、あはは。あまり感想を書きたくなるような内容でもないなあ。ちょっと不思議なタッチの映画だったなあ。描き方が細部に渡って過剰気味。それが病気とかけているからなのか、コメディだからなのか分からない。両方かな。単に自分がコメディを見慣れていないってことか。

スタートは精神病院の場面から。主人公の男性は、どうやら暴れて妻に逃げられたらしい、ということがじょじょに分かってくる。退院した男性はセラピーを受けることになるのだが、薬は飲みたくない。で、問題を起こすのだけど、それがリアルというか、性格なのか病気なのか微妙な感じの出来事が続く。つまり、切れるってやつだろう。コメディにしなくてもいいんじゃないかと思えるような進展で、胸に迫るものを正直感じた。とてもありふれている内容だと思うので。で、あれこれあって同病らしい女性に会うのだが、これがとっても魅力的に誘惑してくるのに主人公は独特な生真面目さで誘惑にのらない。何というか心の病だらけの現代社会の行き着く先って感じが全体に漂っていていいんじゃないだろうか、それはそれで。薬の名前も色々出てくるから飲んでいる人の共感は呼びそうだし、ハッピーエンドなので、病気もこうなるといいのになあと思えることは思える、ある意味で。重たいような軽快であるような…。しかし、ダンスはいいと思うな。表現することと、体を使うのが一番じゃないかと感じているので。そうか、含蓄のある映画ってことかもなあ。見た直後に「良かったあ」という感想を言う気にはなれなかったが。これが体験談だったらすごく分かるなあって気がする。そういえば前に見たうつのヤツはそうだったな。調べるところまでの気力はないから知らないまんまで放置。
by kienlen | 2013-03-21 11:29 | 映画類 | Comments(0)

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