かぞくのくに

予告を見て、見たいなあと思い続けていたが時間がない時期と重なり、もう日にちが残り少ない、しかし映画どころじゃないな、やめようかな、と思っていた。昨日、ちょっと受理するブツがあり、そのためだけに出た。空腹だとどっかでふらふらしたりご飯食べにどっかに入る可能性高いので、そうならないようにランチを済ませてから行った。ここまでは上出来。ああ、出たついでに一件用事を済まそうと思って、タイ人の店に寄った。ここまでも上出来。なかなかうまくいった、映画見ちゃおうかな、と迷いつつ、映画館のすぐ近くの夫の店にちょこっと入ったら、タイ人女性たちに男ひとりといういつもの様子で和気藹々と飲み食いしていた。「車?」と聞かれて、違うと答えたら当然「グラス持って来い」である。持っていくと当然つがれる。つがれて飲まないわけがない。みんなでもう我らは酒で身を持ち崩しておしまいである、仲良く確認しあい、しかしここで飲み続けるよりはマシであると思って少し飲んでから映画館へ行った。

こんなにもったいつけて入るような場所でもないだろうに。広い劇場で観客は数人。北朝鮮から病気療養のために一時帰省中という設定の主人公、いやあ、これ誰、すごく上手だと思った。思考停止する、そういう自分を意識している時の表情に違和感なし。妹もそれなりの雰囲気。年齢不詳的なのがちょっと不思議というか、実年齢より幼く感じさせるのは、日本人ってこうなんだという対比の効果だろうか。といっても実年齢がいくつかははっきりさせてない。兄の方は16歳で帰国船に乗り、25年ぶりの日本ってことになっているから41歳くらい。そういう感じ。同級会か何かで集まっている場面でふけている人、若い感じと色々あったが、このくらいってこんな感じみたいなところもあり。宮崎美子はどうなんでしょう、日本人という設定なのか、だったらありか、あのとってつけたような表情が無理しているのか、家族の中の位置というか夫との関係も何かしっくりこなかった。でもそのちぐはぐさが多分ひとつのテーマでもあるんだろう。好みは分かれそうと思った。あえてこの時期に行くほどのものだったかと振り返ると、ちょっと微妙。シンプルというか、伝えやすい部分を伝えているなと思った。もうひとひねり欲しいなって感じだった。
by kienlen | 2012-11-02 08:13 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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