『オレンジと太陽』

午前中に大仕事をした。物件の契約。その後映画館の前を通りがかったら、まさにこの映画が始まる時間。どっちみち見る予定だったもので、今週いっぱいだけなので大急ぎで映画館に入った。予告編で面白そうと思ったのと、ケン・ローチ監督の息子さんが監督というからには見てみたいではないか。そして、これはこれは、というか、これもこれもというか、ものすごく良かった。びっくりした。イギリスからオーストラリアへ児童移民が大勢国策として送られたらしい、というところまでは予告編で分かっていて、それをどういう映画にしているんだろうかと予想もできずにいた、できるわけなくいたわけだが、なるほどーーー。いきなり泣ける場面で始まる。母と子の物語って基本的には苦手なのだが、これはそういう苦手な視点からでも良かった。

実話に基づいているということを後で知った。それだけでもびっくりな話。というのは、イギリスがオーストラリアに子供を合計で10万人以上も送り込んでいるのだ。しかも1970年代まで。教会も慈善団体も巻き込んでの国策だそうだ。ひょんなことからそれらしき情報を得たソーシャルワーカーが調査を進めるのだが、感情移入してしまって彼女自身がおかしくなっていく様子など実にリアル。若い頃には感じなかったことを年々感じるようになる中で、確信を深めることのひとつが、子供の頃の状況が一生に影響を及ぼすなあということなのだが、ちょうどそれを色々な形で感じている時だっただけに、感動も一層だった。もっと若い時に見ていたら違ったかもしれない。なんでここまで、と思ってしまったかもしれない。そういうことを想像できる内容でもあると思う。登場人物がみんないい。夫婦の物語としても素敵な感じだった。すごく盛り上がりがあるわけではなく、でもひしひしと染み入る感じがなあ、期待以上だった。
Commented by jun at 2012-10-05 18:49 x
映画も新しいお店も楽しみです。
今日は秋晴れ、布団干しました。
いただいたもち米と地元の栗で栗ご飯もつくりました。
夕方には三水の人から最後の枝豆を枝付、葉っぱ付でいただき、すぐに茹で、とても美味しかったです。
Commented by kienlen at 2012-10-06 08:11
滞っているとjunさんからコメントが入る、それで少し元気がでる、ということがよくあり感謝してます。鋭意内装中ですよ、ぜひいらして下さい!ウチも栗をいただきました。枝豆も最後。大根の葉っぱも。秋ですね。
by kienlen | 2012-10-01 17:22 | 映画類 | Comments(2)

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