朝のテレビ

朝、弁当作りながらテレビをつけた。珍しく。それから娘と朝食を食べた。珍しく。昨夜の残りのうどんを温めただけ。テレビがついていた。居並ぶ党首候補の面々に「誰がなっても、きゃー、怖い、あっちもやだけどこっちもやだ」と言って顔を覆っていたら意味不明な娘が無言でうんざりしている。漁船の沈没はかわいそう。それから不思議なニュースが流れた。大学の就職説明会だかに親が出席するとか。珍しいからニュースになるという意味では、まだ珍しい段階なんだろうけど、そこで出た質問がすごかった。はっきり覚えているわけではないが、確か「タフな子が求められるそうですがタフにするために親はどうしたらいいか」みたいな質問。これを大学で就職説明する事務局員に聞いて、それで「ハンターのところに修行に行かせなさい」とか「チャンドラーを読ませればタフになる」とか言われて、はいはい、ってその通りにするんだろうか。私は、基本的によく分からないのは、答えようがないことが明らかな質問をすることなのだが、学校文化で育った人って、どっかに正解があると思っているのだろうか。で、大学の就職担当の人がどういう答えをするのか、楽しみにしていたら、そこは映らなかった。映して下さい。

「まず、そういう親を止めることです」とか「こういう場所に親が来ないでおくことです」とか、主催者側が言えるわけないだろうし、知りたい。どうして映さないんだろう。しつこいけど、あの時テレビ見ていた人は、そう思わないんだろうか。クレームすればいいのかな、テレビ局に。しつこい。ふと我に返り「ウチはああいうお世話できないからね、だいだい世の中のこと分からないし、労働環境も分からないし、親はいつまでもいるわけじゃないし、資産を残せるわけじゃないし、ちゃんと自分で生きていくんだよ」と言うと、さんざん言われすぎてうんざりって顔をしていた。同世代はもう孫がいてもいい年齢になってまだ子育て現役。隔世の感あり。もっともそうじゃなくても、世の中ちっとも分からないけど。自分自身が親のアドバイスはすべて的外れだと思ってやってきたし、それで親恨んだし、自分の番になって恨まれないようにするにはアドバイスしないのがいいという、変な逃げに徹してきちゃったし、今さら何もできないし、それにしても、タフって言葉を就職で使うようになったのか、求人票の条件に「タフな人」とか。それはそれで面白そう。
by kienlen | 2012-09-24 08:40 | その他雑感 | Comments(0)

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