「ラム・ダイアリー」

気がつくと当地における劇場公開最終日。お得な回数券をまた買ったこともあり行ってみた。これは、このところ、それなりにいいなと思うのばかり続く中では、かなり、むむむ、だった。正直のところストーリーに疑問点が多々あり、流れがよく分からなかったというのがある。ジャーナリストのハチャメチャな生活というのは予告編で見ていたので、何か特別な期待があったわけじゃないけど、ジャーナリストが主人公というからには単純な娯楽とは一味違うだろうというくらいの期待はあった、つまり期待はあったのだな。だけどよく分からなかった。どうして、あの山師がこのジャーナリストを気に入ってプロジェクトに引き入れようとしたのかという、肝心な点がまずちっとも分からなかった。支配する側とされる側の確執みたいなのも型通りな感じだし、どこにフォーカスしたら分からないままにガチャガチャしているカメラの気分。私の理解力不足か…。

ラム・ダイアリーのラムというのは、ラム酒だったのか。見てから初めて分かった。飲んだことないかも。で、結局そのタイトルのままの、それだけのことなのだと思えばいいのかもしれない。とはいえ、やはり、何か欲しいよな、見る側としての最低限の期待としては。プエルトリコの雰囲気が伝わってくるのと、60年代の雰囲気が感じられるのと、びっくりするくらいなヒネリのなさと、ジョニー・デップって聞いたことあるけどこの人かっていうのと、山師の彼女がすごいきれいだなと思ったのと、それだけで満足すべきなのか、自分の中のカテゴリーのどこに入れていいか分からない。全然関係ないけど、フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』を読まなくちゃならなくて、有名だし、きっと面白いんだろうなと思いながら読み始めて、もう全然ダメだった時のことを思い出した。内容覚えてないけど、何だか印象が自分の中で同じくなっている、変なの。
Commented by tate at 2012-09-08 12:02 x
私もルート・アイリッシュの方が好みでした。
ラム・ダイアリーは、え、これで終わり?って感じでした。
ジョニデが好きなので、ジョニデを観にいったと思えば
それはそれでいいのですが。脇役もよかったし。
でも、何かなー、もうちょっとちゃんと分かるように
つくってほしかった。
Commented by kienlen at 2012-09-08 19:53
そうですか、同じだな。ジョニデ(っていうんですか)は魅力的だと思ったし役者さんはみんな良かったと思いましたけど、ぐっとくる感じがないですね、人間像も話の運びにも。どこに向かっているのか見えない。残念。別の人が作ったら違ったんでしょうねえ。
by kienlen | 2012-09-08 00:38 | 映画類 | Comments(2)

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