さてまた転機か、でも慣れたな

夫が「大家に話した」と言う。店を移転する件だ。私は店の経営ややり方について、外国人だから解けない問題が発生した時以外は関与していないので何が起きていたかは知らないが、このところひじょうに嫌な思いをしていた様子はある。何か文句言ったりわがままを言うような人ではないが、憤慨している様子を見せたこともある。理由を聞いても言わない。ただいつも出入りしているタイ人達が事情を知って同情している風なのは分かる。一時期続いた豪雨の時は雨漏りがして店の営業をストップせざるを得なかった。「直さなくちゃ」と言うから「それは大家のすること」と言ったのだが、やってくれないということだった。やってくれと言ったら「自分でやって」と言われたそうだ。それって出て行けということに違いない。今も雨が降るとハラハラする状況が続いている。ということで、もう何年も続けていた場所探しを本格化していたのだった。知り合いがやっていた店を名前も変えずにそのまま引き継ぎ、気付いたら10年。今から名前を変えるのはリスクが大きいだろうから名前はそのままでいこうということになっているが、思い切って移転することにした。

といっても夫の言葉にびっくりしたのは、まだ新物件を契約したわけではないからだ。この物件を不動産情報で見つけたのは私だった。なかなか微妙な場所。今の所からはとても近いけど、エリアの性質は全く違う。偶然通りかかる人はいない。周囲の環境が良いとはいえない。寂れている。ただし不動産の値段が下がっていて安い上に、ここまでは難しいだろうから、ま、ダメ元で値切ってみようということで言った値段がOKになった。それで買うことにした。一昔前のように土地に資産価値はないことは前提としても、家賃という固定費がなければその分を人件費に回すことだってできるし、何よりも内装を好みにできるし、今の場所では物理的に無理なことをやりたい構想はある。とりあえず、自分で買いためてあったタイやラオスの布とか食器とかをやっと使うことができる。値切った分で改築費用を賄うことができるかどうか。そしてあの寂れた場所でお客さんが来てくれるか。ダメなら路頭に迷うことになるが、自分でやっていくということは、そうならないように努力するだけのことだというのが、自分の成育環境に反して給与もボーナスも無縁にやってきて実感すること。美味しくてリーズナブルなのは今も自信があるが、インテリアがどうにもならないのを改善できる。しかし物件の契約はまだ。私が時間的に厳しくて夫が話しを進めてきたが、言葉の点で誤解があるかもしれないからと援助要請があり話している。建築士、職人さん。プロが身近にいるのは本当にありがたいな。
Commented by jun at 2012-09-05 20:15 x
お疲れです。まだ暑いですね。
そうですか。また転機で店が変わるのですね。
近所の物件と言えば、少し場所が悪くても私が最近行ったのは「藤城」というスナック。それに天然ダシのラーメンの「くのいち」です。
でもまだ契約ではないのですね。
Commented by kienlen at 2012-09-06 17:19
すっかり妄想膨らませていて契約にならなかったらどうしましょう。待ち状態。改めてご案内するのでぜひ来て下さいね。そのスナックもラーメン屋も知らないな…。
by kienlen | 2012-09-05 11:22 | 仕事関係 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31