新盆の用意という電話

父から朝電話があった。何かあせっていて娘に来てもらわないと困るとか何とか色々言っている。年が年なので何を言ってもしょうがないという気持ちはあるが、そこまでボケているわけでもない。つまり明日の、母の新盆の法要と宴席の件で忙しいらしい。あれもやってこれもやってみたいに言うから「やればいいことなんて、難しいわけでもないからやればいいでしょう。落ち着いて」と言って落ち着いてもらう。で、私にも明日は早く来てくれというから、何時に行けばいいかと聞くと「お前はそうやってすぐ畳み掛けるように言う」と文句である。これ、さんざん言われている。そこで「だって決め事はきちんとしておかないと後で困るし、とにかく時間とか何か単純に決めることは決めるだけ、やることはやるだけでしょう」と、さらに畳み掛けた。当方、考えなければいけないこと以外は頭使いたくないし、機械的なことは機械的に済ませたい。あんまりない頭も時間もエネルギーも、使わなくちゃならないところだけに使いたい。そうでないと足りないのだ。

茶碗の場所も分からない、どうのこうのと言うから、そんなの私の方がもっと分からないと言った。せめて話し相手がいればはかどるとか言っている。しかし現実にいなくなってしまったのだから、それを言ってもしょうがないでしょう、と言う。だいたい、その話し相手でいる予定だった人が死んじゃったわけだ。その人の新盆を準備するのに、話し相手がいないと言ってもねえ。娘がいると少しは役立つと思ったらしく、迎えに来ると言うから、直接話してくれと言ったのだが、結局迎えに来ることになったらしく、娘が起きてきた。で、暢気にテレビ見てのろのろしている。しかし娘に何か言っても、分かっていると言うだけだから黙っている。そして父が来てしまった。何だ、遅いな、電話ではハイハイと調子良く答えていたというから「人間、言っていることとやることが一致したら困らないしょう」と言ってしまう。そんなの人生の先輩の方が分かっていると思うけど、でも、どっちかっていうと父も私もできないことをできるというタイプではないので、ハイハイと調子のいい人のことは分からないわけだ。息子が最たるものかと思っていたけど、娘もなあ、やはりタイ人だな。
by kienlen | 2012-08-09 23:33 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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