外国文学

この間、タイ人作家による小説にあまりに感動した一方で「でもこれって、タイを全く知らない人が読んだらどうなんだろう」という疑問もあった。例えば闘鶏の話しなど、私にすると、家の前を闘鶏用の鶏をバイクに乗せたおじさんが通り、大きな木の下に男達が集まっていた場面がすぐに浮かぶし、日本に出張してきたタイ人のビジネスマンが、研修の隙を見て闘鶏用の鶏について図解などしてくれたこともあり、何も知らないよりはイメージしやすい。あと、田舎の店がどんなとか、どういう仕組みでそこで何をするかというのも、何も知らないというわけじゃない。よって、読みながらシーンが浮かんでくる。でも他の国だったらどうかな、でもでも、外国の小説は昔はよく読んだしな、と思いつつアマゾンでアフリカが舞台のものを買ってみた。

『夷てきを待ちながら』というの。評価が高かったし、大きな賞も受賞している。期待して読み始めたが、イメージが浮かばない。だから字面を追っているだけで頭にも心にも届いている感なし。これは年のせいだろうか。この国に住んだことがあれば、とまでもいかなくても景色をちょっとでも見たことがあったら違うかもしれない。その前に米原万里のエッセイを読み終えそう。そういえばロシアも行ったことないけど、この人のも佐藤優のも読めるし、好きだけど、小説とは違うのか。もっと落ち着いて読んでみる元気が出るか、分からない。しばらく無理そう。
by kienlen | 2012-06-02 23:48 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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