「スライブ」上映会へ

昨夜、友人の店で上映会をするというので出かけた。タイトルは聞いていたが、内容も何も知らない映画だったが、その前の上映会は「第4の革命」だというし、分野は想像できるけどそれ以上は知識なしな状態。本棚を白いシーツで覆って、上映実行者持ち込みのプロジェクターにて。主催者観客含めて5人。初対面の方々とお話しながら夕食をいただいてから上映会。こういうことが簡単にできるようになったことも情報伝達手段の革命だよなと改めて思う。これがなければ見る機会はなかっただろうと思うし。中心になる語り手がいて、その人が関係者にインタビューし、関連のデータを集めて説明するもので目的が啓発というスタイル。活字でいったら、書き手が自分の主張をインタビューやデータで科学的に実証していくというのと同様で、だからとても分かりやすい。最近だったら「幸せの経済学」がそっくりだったな。「第4の革命」はアースデーイベントで上映していて行く予定だったが、見逃してしまった。以前なら「不都合な真実」もそっくりだった印象。

内容は、身近な存在から宇宙まで、すべてにあてはまる法則があり、それに沿って進歩している。太陽系だったか銀河系だったか、地球のように生物の住む星は何万とあり、中に人類のそれより進化した文明を持つ生物がいることはほぼ確実で、UFOその他の方法でのメッセージが世界各地でひじょうに多く受信されている。で、翻って今日の地球はどうか。アメリカの3つの財閥が世界を支配し、人々は搾取されており、その支配がこのところ意思的になっているのは確実で、身近に起きている小さな事象を集めるだけでも明確。こういう陰謀説というのは、この映画の制作者であり語り手である科学者も、自ら「信じてはいなかったが今は確信している」というところまできたということで、その根拠を示していく。この世界の状況を一言で表すと、正しい法則に寄生虫が巻き付いているのと同じであり、これを取り除ける知恵を人類は与えられているはずであり、それが進歩であり、それをどうやって実行するか、ということで、展望の開ける事例を示していく、というもの。

とまあ、これって映画の作りだけで中身を伴っていなかった。つまり、究極はエネルギー問題なのだ。フリーエネルギーの技術はあるのだが、これが普及したらただ同然ですべての人がエネルギーを利用できるので貧困はなくなり支配者の搾取の構造が覆ってしまう。よって、それら革新的良心的科学者などはすべて抹殺しすべての利益が支配者の元に吸収される構造を強化している。このへんの説明は明快で、つまり現在の金融のしくみの図解による解説。まったくますます暗くなる内容であり、今、人々が感じている不安の正体というのはこれを察知しているせいだと感じるので納得できる内容。ただ、進歩史観というかは、最終的には、すべては進歩の一過程ということになるので明るい。啓蒙主義という英単語を知った時にびっくりした、あの感じが甦る。これだと悲観的にはならないな。そのことが分かっただけでも見た価値があった。お茶飲みながら感想やら雑談やらで夜遅くまで。車でしか行けない場所なのでアルコールはなしで。この映画はユーチューブでも見られるそうだ。
by kienlen | 2012-05-05 09:52 | 映画類 | Comments(0)

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