『身近な野菜のなるほど観察録』

この間の雑草の本が大変面白かったので同じ著者、稲垣栄洋さんと三上修さんの著・画コンビによる本の野菜版を読んだ。スタッフも出版社も同じでちくま文庫。単行本は草思社から。文庫はありがたい。このようにひとつずつ読み切りのものは外でちょっとした空き時間にも読めるからいつもバッグに入れておかれる文庫が便利。昨日上京する時のバスの中で読みかけ部分から最後までを読んだ。記憶力が良ければ内容を覚えられて、相当知識がつくと思うのだが、面白いなあと思いながら読んで、これは覚えておこうと思うものの、次の項にいくと前のをすっかり忘れる。よって、ほとんど覚えていない。つまり何なんだったんだろう。でも、その場が楽しければいいという発想に立てば、どってことはなく、とても面白かったです。

春になるとまず感じるのは植物の生命力。コンクリートの隙間から雑草が出て、野菜がぐんぐん伸びて山菜が次々大きくなる。食べるのが間に合わない、というのは人間の都合。この本は、人間の都合だけから野菜を見ていないので、植物への愛が感じられる。私も、自分はやはり動物よりも植物が好きだなと感じる。ひとりになったら犬を飼うというのも予定にはあるけど、それより植物を育てる方が性にあっているような気もする。仮に動物であれば山羊とかウサギとかの草食系だな。なんて話しはこの本とは関係ないのだが、タイトルそのまま、毎日食べる野菜についての解説。どうやって今日の姿になったのか、その合理性、生態、イチゴもメロンも野菜なので仲間に入っている。ますます野菜が好きになる。雑草も好きになったが。
by kienlen | 2012-05-02 08:27 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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