ぼちぼち

82歳くらいの年代だとまだ料理ができないとか、家事をしないという男は多いかもしれない。あるいは何でもできるけど沽券にかかわるからしないとか。父がそういう人でなかったのはひじょうに幸運だった。だいたい、母が骨折で入院した時、友人から「じゃあ、手伝いにいかないとならないから大変だね」と言われ、何の意味か分からなかったのだが、つまり、家事の手伝いに、ひとり暮らしになった父の所に行かなくちゃいけないのじゃないかという意味だった。全く考えたことがなかった。そういえば2か月くらい母が留守だったわけだが、その間に1度も行ってない。来てくれとも言われてない。ただ、今回はさすがにそういうわけにいかず、リクエストがある。一時的な不在と永遠の不在じゃあ心持が違う。何か、それも不思議といえば不思議だけど。

昨日もリクエストの電話があった。幸い遠距離というほどでもないから希望日は可能な限り行くことにする。何をしてくれということはなく、ただ泊まってさえくれればいいということで「飯は用意しておくから」と言うのである。昼間寄ってもお茶を出してくれるのでお客さんのようだ。娘に「じいちゃんもパパも家事ができるからいいでしょ。家事できない男と一緒になっちゃだめだよ」と言うと「絶対やだ」と言っているが、まあ、今どき料理ひとつできないような男はいないか。あるいは出来合いのもので間に合わせちゃうのか。でも、考えたら娘の方ができないかも。でも、もっと考えたら私の方ができないからアテにされてないのかも。それにしても、まだ3週間にもなってないのか。長いような短いような。四十九日が済むまではぼちぼちでよしとするしかないな。というと、日ごろはぼちぼちじゃないような言い方。いつもぼちぼちだから、こんなもんか。本日は遠出なり。ガソリンが高いので電車にする。
by kienlen | 2012-04-10 08:14 | その他雑感 | Comments(0)

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