いつくになっても毎日発見です

公立高校の合格発表の日だ。娘のいとこが受験している。連絡がないので落ちたのかと心配していたら当人の父親から電話があった。つまり私にしたら弟ということだ。合格したという連絡だった。ちゃんと現場まで行って確認するあたりはすごいな。ウチは行ってないし、だいたい娘など寝坊していて発表の時間にも寝ていたのだった。それはともかく、弟の話しにびっくりしてしまった。甥が受験したのは商業高校である。最近実業高校は人気が高く、そこも競争率は結構ある。勉強ができる方ではないからうんと安全を狙うなら別の商業高校という手もあったのだが、どうしてもそこを受けたいということだった。で、弟の方もひじょうにその高校に固執していた。いろいろな事に執着心の強い人だと不思議じゃないが、そういうタイプでもないので、ここだけどうしてそんなにこだわるんだろうというのはちょっと疑問だった。でも、そこまでこだわるならと思って友人がやっている塾を勧めて夏頃から行っていた。

弟はこう言った。「俺、ずっと後悔していたんだよ。商業に行きたくて願書出したけど、オイルショックの影響で競争率がすごく高くてもし落ちたらと思って直前に希望校変更したことを、社会人になっても後悔してた。だから嬉しい」と泣き出さんばかりだった。「えー、全然知らなかった」と私。高校から家を出ていたのでそういう騒ぎは何も知らなかったわけだ。最近になって、つくずく自分のことしか考えてない自分を感じるのみ。周囲の状況何も分かってなかった。弟はそれで地域の普通高校に行ったのだが、先生から「どうして商業受けなかったんだ」と言われたということで、それもあって受ければ受かったのに、という後悔を払拭できないまま今日に至っていたそうだ。当たり前だけど、それぞれみんないろいろ抱えて生きているわけだ。それをどこかどこかで何らかの形で小さく解決したり自分の中で消化しながら生きている。そうでないと耐えられないもんな。それにしても知らなかった。「商業好きだったんだ!?」と言うと「そうさあ、財務諸表とか大好き。だから半端な普通高校なんて行って欲しくねえんだ」ということだった。そういえばウチの息子、商学部だった。高校は半端な普通科で。自分には、最もに近いほど縁遠い分野だと思っていたけど、こんな身近に何人もいたとは。周囲の状況分からないのは相変らずということだな。
Commented by jun  at 2012-03-29 08:38 x
何はともあれ合格おめでとう。いろいろありますね。
ウチの息子も何とか合格しました。普通の普通科ですが。
弟さんは私とたぶん同い年くらいですよね。私は経営学科だったので呼称が違うだけで似てますね。でも私は会計学や財務とかでなくてもっぱら現代の経営哲学みたいなものの先生に付きました。

「体制が シリアに在りし 害急いた」
近作回文です。米国の敵国と名指しされたシリアは親日国とか。
最近、シリア人が主人公のアメリカ映画を観て、よかったです。
「扉をたたく人」だったかな?英題はvisiterだと思います。
では。
Commented by kienlen at 2012-03-30 09:32
ありがとうございます。それから息子さん、おめでとうございます。高校までくると一段落って感じですかね。その映画見たいな。「シリアナ」というのも面白かった記憶があります。
by kienlen | 2012-03-19 09:58 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

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