前向きな話題がない

昨日の昼食を友人と夫の店でとり、少し用事があったので自分は残った。カウンターでビールを飲んでいたタイ人が「飲むか」と聞くから、車でないので1杯もらった。新聞を見ていたら、興味深い広告を発見。某企業が某条件の下に、中高生をアメリカに派遣するというもの。いいなあ、あこがれだった。どっかから派遣されて外国に行くとか、そういうの。やはり自分にとって記憶に残っていることって、中学の時にアメリカにホームステイかなんかしてきた生徒が全校生徒の前で体験発表したり、高校では友人が留学していたりということ。そういうことがまだ話題になる時代だったのだ。でも自分には何のチャンスもなかった。その新聞広告を見ていて、娘が行けばいいのに、と考えていた。選ばれるのは無理としても、応募するだけも夢があるじゃないか。そういう前向きな姿勢があってもいいんじゃないか。夜になって話してみようと思って帰ろうとしたら夫が、娘を待たないのか、と聞く。

つまり学校帰りに彼女が立ち寄る時間が迫っているということらしい。ふうん、と思ったとたんに入って来て、私がいるのに驚いて身を引いていた。カウンターに座ってタイ人から食事を分けてもらっている。さすがにビールは分けてもらってないようだが、そのうちに、という感じがなくもない。満足そうな様子。こうして毎日食べているからおやつを家で欲しがらないし、夕食も遅めでいいのか、なんだ、納得。で、新聞広告を見せて「これ、応募しない」と聞いてみた。外国には行きたがっているんだから。ところが即「ヤダ」。「派遣されるんだからお金かからないし、いいじゃない、駄目元で応募だけなら」「ヤダ。ママが駄目元で自分で応募すればいいでしょ」。まあ、いつもこれである。理由は「大勢で一緒に行動するのヤダ」なのだから、私も他人事ではない。かといって協調性がないとも思えないが、これを言われると団体行動の魅力を説けない自分。そこで角度を変えて「ママが中学か高校だったら応募するのにチャンスがなかったんだもん、何よ、チャンスがあるのに!」と言ったが興味なしでタイ料理を食べていた。いろいろ引きずっているものがあり、子育てをしているとたまに顔を出すわけだ。それも修行である。ま、ここで我慢して親の言うこと聞いて後で爆発されるよりマシかって思うことにした。こういう諦めの早さで赤ちゃん時代から接しているんだから何を今さら、しつこくなれるわけないな。
by kienlen | 2012-03-16 08:20 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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