家族の食卓

昨夜、すごく久々に家族揃って家で食事した。ウチは私の仕事用に作ったようなところがあり、くつろぐための家になってない。これじゃあ夫が帰りたくならなくても分からなくない。ま、そういう作りなんで。で、食卓もゆっくりくつろぐという感じではない。レストランでいうと、カウンターで食べる的な感じ。よって家族ゲームの食事の場面というのは、あまり違和感がなかった。もっとも当時としては斬新ということで、今はありふれた風景になっているんだろうから、我が家もそれ。で、その食卓だが、さすがに成人した息子と、それに近付いている娘がいると、こちらが縮み傾向といったって間に合うようなペースではなくひじょうに狭くなっていて、今さらながら成長を感じるのだった。それでも久々の家族での食事だ。いろいろ作ってみた。サバの煮付け、ひじきの煮物、いつも行く食堂のメニューを真似たネバネバサラダ、それから季節の野菜色々と薄切り豚の蒸し物。ご飯に味噌汁。

一応4人いるものの、それにこういう状況って久々ではあるものの夫は全くしゃべらない。息子は小さい時は娘の無口に比べて口が達者な方だったが、今はそうでもない。必要なことだけというのと全然違って、気が向いたことだけしゃべる。娘は全体を見渡しながら立場を決めている風。サバを中心にガガガと食べていた夫は、食べ終わると黙っていなくなる。息子もたくさん食べていなくなる。私はひとりでビールを飲んでいた。全体を見ている娘が「ウチはみんな自分のペースだね」と面白そうに言う。「自分のペース以外のペースってないでしょ」と私が言うと、食べ終えた娘もいなくなって結局ひとりになった。まあ、だいたいこんな感じなのだが。他の家の食事風景を見ることってないから分からない。和気藹々とみんなでおしゃべりとか、ひやっとした雰囲気とか、喧嘩しながらとか、いろいろあるんだろうか。ウチは皆が接点に欠しいのでぶつかり合いもなければ和気藹々もない。今日は、いつもなら出先で外食する時間帯の仕事だったが、息子も娘も在宅だったので早めのお昼を家でとった。こうして一緒に食事をすること自体が貴重なんだろうなという思いが日々強くなる。
by kienlen | 2012-03-12 22:30 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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