宴の後、テレビの後

昨夜はお付き合いのある会社の新年会に参加した。幹事がお気に入りの中華料理屋だったが、それにしても宴会料理って何とかならないものだろうか、と、いつも思う。この間の、非会社人間グループの新年会でも感じた。だいたい飲み放題というものの利点がよく分からない。仕事つながりみたいな宴会でドバドバと飲みたい人っているんでしょうか。若い社員が飲み過ぎて上司と外部の客の前で醜態さらすわけにいかないだろうし、そんな酔っ払えるような雰囲気じゃないだろうし、じゃあ、その上司や客がガバガバいくかっていうと、そもそも今のある程度の年齢の人って景気いい時代を生きてきたわけで、今さら宴会でここぞとばかりに飲み食い目的ってことはないんじゃないだろうか。それに年も年ってことになると尚更のこと量より質でしょうに。ほんと、理解しにくい飲み放題プランなのだが、一部を除いてこのプランが多いのに閉口。

案の定料理も酒もたくさんのこる。なんだか悲しい。帰りに夫の店に寄った。お客さんがいないどころか夫もいなかった。スタッフに何か食べるかと聞かれたが「もう食べた」と答えた。食べたくもないし飲みたくもないし、でも満足感も充実感もない。テレビをぼうっと見ていたら「三丁目の夕陽」の続編らしきものが始まるらしかった。有名な映画だけど見たことがないから見てみるかと思った。タイ人がひとり入って来て大声で話している。うるさい。テレビの音、聞こえないじゃないか。自分が話している時はテレビの音がうるさいと感じるのだから勝手なもんである。結構評価が高いという印象だったのでちょっと期待した映画だが、自分がノスタルジーを覚えるような場面は一個もなかった。ああいう人間関係も知らないと、何かわざとらしく感じる。かなり隅々まで苦手な雰囲気だった。ますます気分が落ち込む。誰か来てくれないかなと思っていたら知り会いのブラジル人が入って来た。いるだけであったかくなるような人。ナームトックを注文して「一緒に食べよ」と言うから一口もらった。美味しかった。やはり美味しいものを食べると元気がでるものだな。
by kienlen | 2012-01-21 08:19 | その他雑感 | Comments(0)

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