多分実現しない家族帰省

娘の学校が春休みの3月、家族でタイに行こうという話が出ている。夫の両親が高齢になり、生きているうちに孫の顔を見たいと言っているらしい。娘は行くことに同意しているというより、むしろ積極的だが、息子は分からない。どうせ行かないだろうと思いつつも、正月に帰省した折、パスポートを作ることには一応「何のため?」と聞いてはいたが「作っておけばいつでもどこでも行けるでしょ」という答えでどうということがなく、申し込みの時に「パパがみんなでタイに行きたいらしいよ」と言うのにも「ふん」と言っていた。そういえば彼はあまり表情を変えないんだなと感じた。嫌そうでもなければ嬉しそうでもない。麻雀をやっているらしいから、ポーカーフェイスがクセになったのだろうか。

しかし私としては息子が皆と一緒に行くとはとうてい思えない。夫は娘には話すらしくて「パパが、兄ちゃんは行くかなって心配しているよ」と何度も伝えていた。そしてとうとう、娘に電話をさせたらしい。そして分かったことは、行かないということらしい。「どういう理由で断わってた?」と尋ねると「忙しい」ということだったそうだ。思わず「何が忙しい、よ!」と言ってしまった。どうせスキーにでも行くんだろう。遊びしか興味のないタイプだから。まあ、自分が20歳の時に親に付き合ったかというと、全くそんなことはない。よって息子を強制する気にもなれない。それを思うと、娘が家族に付き合うのが不思議というか、いいもんだな、と思う。私は高校から親元を離れたので、高校からなんだかひどく孤独だった。かといって親元にいたらそうでなかったという自信は全然ないし、自分から出たくて出たわけだった。パスポートセクションから電話があった。二重国籍になっているから問題でもあるのかと思ったら「まだ未成年ですから親御さんのサインが必要なのにこちらの手落ちでいただいてなかった」ということだった。あんなデカイのが申請書を提出して未成年とは思わないだろうなあ。
by kienlen | 2012-01-16 21:33 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー