出先のどきどきなランチ

断続的にここ2か月ばかり続いていた遠出。一連のものでもないのに、ちょうど重なっていたものだが、今日でおしまい。ずっと車だったから今日は電車にした。所用時間1時間半。普段行かない場所なのでプチトリップ気分。いっそ1日つぶすことに決めていたので、うんと早めに出た。出先でゆっくりしようと思った。駅で目的地を告げて道順を聞こうとしたらいきなり「結構遠いよ」と言われる。徒歩15分と聞いていたし事前に調べたところでもそんなに遠くないと思っていた。歩き始めてから、バス停にいた女性に一応また道を確認したところ、またまた「結構あるわよ」と言われた。そんなに遠いんだろうか。まあ時間は充分にあるからいいや、と考えつつ歩いた。そしたらすぐに着いてしまった。この程度でこの反応って、人間本来の機能を失っているんではないだろうか。と、思いつつ、自分で道を聞かれたと仮定してみる。この程度だったら「すぐそこですよ」と答えると思う。そしたら、嘘つきだと思われるかも。

目的地を確認したら後はお昼ご飯だ。知らない町で知らない店に入るのが楽しみ。ところが、これって感じるのがない。予習をしたかったので少しゆっくりできる感じがいいと思った。きっと脇道に入るとあるんだろうけど、とにかく全く知らない町。かなり歩き回って、もうどうでもいいやと思って大きな店に入った。宴会専門みたいな感じ。「ひとりで食べられる場所あります?」と聞くとカウンターに案内された。生の魚がごっそりとケースに入っている。もしや鮨だけってことはあるまい。ランチセットみたいなのがあるか聞いたらメニューを開いてくれた。全体に高いけど、まあいいやと思って面倒だからよく見ずに1575円の定食をカウンターの板前さんに注文した。はい〇〇ですね、いいんですね、と妙に念を押される。次にホールの担当がまた〇〇でいいんですね、と念を押す。なんか、変なもん頼んだのかなと思うくらいの念のいれよう。しばらくすると来た。カニたっぷりの熱々わっぱ飯に味噌汁と刺身と茶碗蒸し。

で、刺身の説明があって、ふむふむとうかがった。忘れちゃってすみませんけど、とにかく新鮮で美味しかったことは確か。これで1575円か、まあ、安くはないけど、これならいいんじゃないかと思った。するとじきに今度は「焼き魚です」と尾頭付きが運ばれてきた。え、こんなにあるんですか、と言ってしまった。で、次に「はい、揚げ物です」と運ばれてきた。ちょっと不安になった。あんなに念を押されたのは高いせいだったのかも。まさか桁違いってことはないだろうけど、値段の見間違いかも。まあ、いいやと覚悟を決める。そしてデザートも運ばれてきた。どれも美味しかったし、ここんとこよく働いているしな、しかし3000円とかだったらちょっとショックだよな。そう思っていたら、店主がわざわざ来て「お味はいかがですか」と聞くのだった。やっぱり桁違い?それから丁寧に解説してくれたがもう上の空。とにかく分かったことは、自分達の漁船で捕った魚を出しているということだった。全部たいらげて恐る恐る会計したら1575円だった。すごく安く感じてしまった。これも商売上手ってことかな。でも昼じゃなくて夜に行ってみたくなった店だった。
by kienlen | 2011-12-12 20:09 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31