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子の気持ち親知らず

ちょっと時間があった時に息子に会った。電話はでない。メールに返事はない。そういう状況がずっと続いているので、その時も、どうせでないだろうと思いながら電話したら驚異的に出た。多分、誰からかかってきたのか見ずに、何かの加減で出てしまったのではないかと思われる。いったん取ってから切ったらさすがに不自然と思ったのではないだろうか。びっくりしながら食事に誘うと、ちょうど休みだからということだった。しかし、彼の言うことは基本的にアテにならないので、直前になって来ないのも覚悟で待っていたらちゃんと来た。自分の都合で上野まで出てきてもらった。

アメ横を歩いてランチの場所を探した。息子の行動範囲には入っていないようで、上野は初めてだという。歩きながら興味深そうにきょろきょろしていて「ここ、来たことがある気がする」と言う。そう言って、もっと歩きたいとも言うので散歩した。小さい時に連れて行ったように思うので、それかもしれないが、もっと可能性が高いのは、バンコクの市場だろうと思う。そっくりだ。4歳まではこういう環境にいたわけだ。突然違う環境に来て、言葉も変わったわけだし、アイデンティティということでは、私には分からない思いがあるのだろうと思う。バイカル、バイリンの環境は羨ましいなと思うばかりで、大変な面には思いを馳せることがない親である。よくここまできたもんだと思うと、意外にそれなりに強靭な面があるのかもしれないと思った。回転寿司屋に入った。「昔は20皿くらい食べれたのに今は駄目だ」と14皿で満腹だと言っていた。
by kienlen | 2011-11-30 20:25 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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