間違った寄り道

もう11月も後半に入るのか・・・。何やってたんだ、ってな感じな10月から今までだった。でもまあ、いろいろ感じることのあった期間だった。9月に友人からアルバイトの話が持ち込まれた。全くもって畑違いな内容だし、時給の安いバイト。しかし固定収入が何もないという身にとって、電気水道代でも固定収入があるのは大きなあこがれで、本職との兼ね合いを考えつつ、常にバイトしたい、組織で働きたい願望というのは払拭しにくい。それと、オファーがあると、何であってもありがたくて断わりにくいという気持ちも一方である。とはいえ、本職を自ら捨てる気はないので、そっちに影響しない程度、ということになると、まあ事実上ほぼ無理。ところが、そのバイトは月に4,5日というものだった。日ごろから忙しくしているわけじゃないから、この程度なら大勢に影響あるまい。しかも定年がないというのも魅力。それで引き受けることにした。ところが、それを始めたとたんに、何これっていうほどに本職の方の仕事が入って来た。もちろん全部一過性のものではあるが、いつもに比較したら奇妙なくらい。まるで、そっちの方向に行くな、と引っ張られるような感じ。

一方で、引き受けたバイトの方は、一応予想はしていたものの、それを超える別世界だった。甘かった。だいたい日ごろは、電話も取れないほど拘束される状態って、めったにない。それに、つくずく感じたのは、仕事って向き不向きあるよなってこと。今さらバカみたいだが、結局別のことをしてみないと自分の状況は分からないのだ。自己評価的には、一応好き嫌いなく何でもやる、みたいに思っていたけど、これ、とんでもなかった。決まりきったことを決まりきった手順でするって仕事、多分やったことがなかった。そして完璧に向いていない。さあ、今日は何が起こるかわからないって面は全然なくて、すべてを予定通りにこなす、これも、もう全然向いてない。肉体労働でもなく頭脳労働でもない。これもやっぱ向いてない。どっちかにしてくれって感じ。狭量な人間であることが分かり、そしてつくずく、そうだな、基本的には好きなことを仕事にしてきたんであって、2万円の固定収入のために大事なものを失うくらいなら、食べない方がマシだという結論に達し、傷が深くならないうちにと思って辞めた。全くいい歳してお恥ずかしい限りな1か月だった。でも原点が見えた感じになれたのは良かった。
by kienlen | 2011-11-14 10:33 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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