食パンひとつのことだけど

昨日も今日も出っ放し。出先に娘から「明日はサンドイッチがいい」というメールがあった。夜は夜の用事が町中であって、パンを買うのが難しい。もう店は閉まるような時間帯だし、町中のパン屋で駐車場があるというのはまずない。でもたまたま通りがかった店がまだ開いていて、店の前にちょこっと路上停車できそうだったので止めて寄った。老舗の菓子屋でパン屋。この支店は菓子だけだったら諦めようと思いながら「パンありますか」と独り言言いながら入ると入り口の辺りにパンがあった。「食パンありますか、サンドイッチ用の」と言うと、カウンターにいた女性が「今、下げたところですよ」と言う。一瞬意味が分からなかった。聞いたことの答えかな、これは。ひとつだけ食パンがあって、定価が赤い字になっていた。ああ「下げた」って値段のことか。別に値段下げるのを待って入ったわけじゃなくて、至急食パンが欲しいだけなのですが・・・。

その食パンは6枚切りだった。「サンドイッチ用のありますか?」と聞くと「サンドイッチはありません」と言う。何か微妙によく分からない返事。自分がおかしいんだろうか。とにかく時間がない。別の店を探す時間もない。それをつかんでレジに行った。一応今後のこともあるから「普段からサンドイッチ用のは置いてないんですか、それとも売り切れですか」と聞いてみた。するとまた「サンドイッチはないんです」。「あの、こう、もっと薄切りの食パン」と私。確かに6枚切りだってサンドイッチにすればできるもんな。だから買うんだし。それにしても何か妙な返事だと思っていたら、隣にいた男性が「ここはスライサーがないから、あっちの店で切ってもってくるから」と、何となくぞんざいな口調で言った。老舗だから偉いんだろうか。そんな雰囲気。薄切りを所望する客がいても我関せずという感じが漂っている。言い方を変えてもいいんじゃないかなあ。「本店にはありますが、ここは菓子部門なのでパンの種類は少ないんです」とか「ご面倒でもご予約いただければ用意しますけど」とか、何でもいいけど、こう、納得できる返事。たまたまだったのかは知らないけど、ちょっとなあ、という感じでもう行きたくないと思った。あせらず別の店に行くんだったと後悔している。たかがパンひとつでありますが、何だか昼間のいい気分が台無しになった。
by kienlen | 2011-11-02 22:08 | その他雑感 | Comments(0)

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