石の上に取り残されていたという娘

夫の実家はタイの東北部で、今回の洪水は大丈夫だと思っていたのだが、田んぼが水没で米が全滅したそうだ。趣味で作っているわけじゃなくて専業農家だから困ったことだ。今、ちょうど家から連絡があったそうだ。ということは、南部は大丈夫なんだろうけど、かなりタイ全土で被害が大きいということのようだ。ニュースで映しているバンコクの様子程度だと、つまり水がついている中で物を売っているとか、水の中をざぶざぶ歩くとか、そういうのは雨期のいつもの光景で珍しいことはないけど、それもバンコクは死守しないとならないからであり、その分の被害は周辺がかぶることになる。

今空き家になっている「ウチは大丈夫かな」と夫に言ってみてもバンコクなんかどこも平らだから、この規模になったらあっちが良くてこっちは駄目というものでもないんだろう。ベトナムとカンボジアの様子は分からないけど、あの穀倉地帯で米が駄目だったら、東南アジアから米を輸入している各国も困ることになるだろう。夫の家では、自分達が食べる分くらいは確保してあるようだが、売る分がなくなった。ちょうど明日の朝にでも稲刈りをしようと思っていたら前日にやられたそうだ。どこもかしこも災害が多い。娘が小さい時バンコクに少し住んでいて、その時の洪水は強烈だったらしい。「石の上にひとりでいたんだよ」と言うから「多分それは誤解だと思うよ。石の上に小さい子を置いておくはずないじゃない」と言っているのだが、人の記憶って都合良くできているもんな。後で親を責めたりする材料になるわけだ。それにしても、石ってどこにあったんだろうか。
by kienlen | 2011-10-16 19:49 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー