鉄道員

内職で入力ばかりしていて、ブログの元気残らずお休みした3日間。本のメモも書けない。今日も続きをやり、明日は遠方までバレエの発表会を見に行かないとならない。家族が出るというんでもないのだが、必要があり。バンコクでボリショイバレエを見てさえ飽きていた自分に、発表会が耐えられるかどうか微妙。でも、あれから少しは成長したから大丈夫かもしれない。で、昨夜「鉄道員」を見に行った。いつものように午前十時の映画祭。これは見る予定にはしていた上に、友人から再三「見ろ、見ろ」という強烈なお勧めがあったもの。全く見たことがないわけではないし、断片的には記憶がある。でもやっぱり覚えてない。多分、そういう人のためのプロジェクトなんだろう、午前十時の映画祭。また娘を伴って鑑賞へ。多分、これがこのプロジェクトの理想的鑑賞態度と思われる。予定外に友人が飛び入りになって一応3人で入場。すると、強烈に勧めてきた友人も4回目の鑑賞に来ていた。映画館に行くとよく知り合いに会う。家族も、そしてひとりも友達がいなくなったらこういう場でぶらぶらして孤独を癒す…ことはできるのだろうか…。

あまりに有名な音楽。娘に「知っている?」とこそっと聞いたが知らなかった。そうだ、世代が違うのだ。そういえば、強烈に周辺に勧めて回っている友人からのメールに対して、学生運動をやっていた友人が「私の世代で鉄道員を見てない人はいない!」と返事したそうだ。結構混んでいた、というほどでもないが、20人以上はいたかな。娘を伴っていると、どうしても彼女が分かるかどうか、ということを考えるわけだが、してみると、これって結構大人の映画じゃないか、と思った。なんか、子供が主人公だからって子供向けなわけないのに、子供の印象が強いからこういう思い込みになる。イタリアの家族像って結構共通点があるなあ。鉄道労働者と組合運動とか、そういう要素は高校生にとって分かるのか、難しかも、と思いながら見ていた。終わってから強力に勧めた友人に「なんで、これをそこまで強く勧めるんですか」と聞くと「勤労男性労働者の孤独だよ、キミ」みたいな感じで言われた。ということは、誰に感情移入ができるかということは想像できるわけで、結構意外な感じがした。男の子の服が素敵で目を奪われた。しかしありがたい企画ではある。もう残り少なくなってきた。なるべくたくさん見ておこう。
Commented by jun at 2011-09-10 10:14 x
労働者の悲哀と共に、男の子が印象的でしたね。どちらも主題と言えそうな作品。若い頃見た記憶ですが。
Commented by tate at 2011-09-10 17:26 x
私も日曜日に娘と見ました。これは見たことなかったので新鮮でした。イタリア語の響きが好きなので、イタリアというだけで評価は3割増し。
スト破りの怖さは私だっていまいち分からないのだから娘には無理だったかな。私は労働者と言うより家族のお話だと思いました。娘は「最後はお約束だねぇ」とのクールなコメント。
Commented by kienlen at 2011-09-10 21:46
junさん、労働者の悲哀=男の悲哀なんだとその友人が言うので「女の悲哀は」と聞いたのですが、ないらしいです。
tateさん、最後は確かにお約束通り。でもなんか安心して娘に「ハッピーエンドで良かったね」と言うと「あれ、ハッピーエンド?」と言われたのですが、さて、どうなんでしょうか。イタリア語って私も、そう思う。いいですよね。次に生まれてきたらイタリア語をやりたい。
by kienlen | 2011-09-10 08:31 | 映画類 | Comments(3)

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