『チーム・バチスタの栄光』

海堂尊の有名な本をやっと読んだ。映画もあるのは知っていたけど見たことがない。見れば良かった。でも活字の方が面白いかもしれないな。物語の展開というよりは会話の妙が相当部分を占めるから。本に逃げている自分。情けない。目をそらしたいものが身近にあって浸食されそうになると防御は本か。本によってそれ以上考えるのを止めているわけだ。人には現実を直視することから始まるとか言いながら自分はこれ。そういう時のチーム・バチスタはやはり痛快だった。まだまだ飽きない海堂で、飽きずに寝たり読んだりな日々。諸々の根源の息子がまだ家にいて、それにしてもな姿をさらしている。娘が今日から登校。少し夏休み気分から復帰しないといけないレベルまできていると思う。

それで本。今から振り返ると、最初に読んだアリアドネの弾丸が異色だったんだなって感じ。バチスタというのが心臓手術の名前であることは外科医須磨のノンフィクションで知っていたのでイメージはしやすかった。これを読むならあっちを先に読んでおくのはいいと思った。その手術チームは次々と難しい手術を成功させていたのに、ある時から続けて術中死亡を出してしまい、院内で調査が行われ、驚愕の事実が!という展開。どうも自分の読書癖というものを振り返ってみると基本的にはストーリー全体の面白さというよりは、ディティールの面白さに惹かれる傾向があると思う。その点でひとつひとつの会話がいちいち拍手したくなるようなこういうのは最高。昨日はいろいろむかむかした日だった。それを書いたらおしまいという次元の話しなのでやはり本に逃げておく。というわけで連日読書メモ風になっている。
Commented at 2011-08-25 16:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kienlen at 2011-08-25 20:11
それが小説の面白味ですよね。ところで近いうちにお店に寄りたいです。ジュリエットからの手紙を勧めたのは私ではないのでは?まだ見てないんです。映画鑑賞の相棒はいなくなったんですよね。
by kienlen | 2011-08-23 04:21 | 読み物類 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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