『イノセント・ゲリラの祝祭』

海堂尊著。読んでいる途中、娘に「面白すぎて仕事にならない、困る」とメールしたら「私も同じだった。がんばれ」と返事がきた。がんばれと言われてもなあ、そっちだろ、がんばるべきは。アリアドネの次に何にしようと迷っている時に娘が即断で勧めたのがこれだった。アマゾンで注文する時に評価を見たらすごく低い。でもタイトルからして面白そうなので注文した。これまで何冊か注文してみて、人の評価と自分の評価が一致するわけでもないことはよく分かる。当たり前だが。小説をほとんど読まないので小説の面白さを忘れているところはあるとしても、もう最高に面白い。若い頃にアメリカのハードボイルドに夢中になっていた頃を思い出す。痛快の極み。センチメンタルでないのがリアル。恋愛や心理描写がないのも好み。論理的だから分かりやすく読みやすいのだが軽い内容なわけじゃない。まあ、後書きを見るとほとんどノンフィクションのようだ。

アマゾンの評価の低さが気になって、本が届く前に娘に理由を想像してもらったら「ずっと会話ばかりだから若者には面白くないんじゃないの」と言っていた。確かにこれはミステリーの範疇に入るようには思えない。しかしある意味ホラーとも言える。官僚制度がその域に達していると見れば。しょうがないなあ、この辺で一段落にしておこうと感じることができるまで海堂尊を読むしかない。すでにあと2冊は確保してある。昨日は商談がほぼ成立。自分で調整できる仕事なの飛び入りに影響しないのはありがたい。趣味の読書を妨げるものでないのもありがたい。他人様のお盆休暇中に片付けておきたかった仕事はさっぱりだ。食べて寝て読んで。それしかやってない日々。きゅうり採りが終わるとまた生活のペースも変わるな。このところ収穫量も少なくなっている。木も枯れてきている。夏の終わりも近そうだ。
by kienlen | 2011-08-15 07:35 | 読み物類 | Comments(0)

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