映画「神様のカルテ」

朝から気分が冴えない。原因は、もしかしてこの映画かも。昨夜、試写会で見た。原作が話題作というのは知っていて、でも読んだことはなし。特に読む気もなし。原作と映画は別物だし、と思って見に行った。俳優さん達も有名どころらしい。さすがの自分でさえ名前を知っている方々。主人公役の桜井翔という人は知り合いのカメラマンによく似ているじゃん、と突然思った。試写会は力が入っているみたいで見たことがないくらい大勢集まっていた。えらくボリュームのあるアンケート用紙も配布された。期待していないとはいえ、ここまで力を入れるってことは面白いのかも、とちょっと日和って期待してしまった感もなきにしもあらずで、これがいけなかったのかどうか、そんなこともないと思うけど、終了後に年上の友人に電話して「もー、ますます世の中についていけません!私って感受性なし、歳のせいでしょうか!ビール付き合って下さいよ!」などとほざいてしまった。苦痛な2時間9分だった。頭抱えたりそわそわしていたかもしれない。お隣に迷惑だったらすみません。

何が苦痛の理由かというのは、自分の歳のせいにしておこう。これはつまりここ何年かの「ゆるい」とか「まったり」とか「癒やし」とか、そういう系統の映画ってことなのかなあ。そういう系統があるのかは知らないけど。後期青春映画というのかなあ。そういうのがあるのか知らないけど。この程度の後期青春を示されてもなあ。しらける、って言葉が何十年ぶりかに浮かんできた。アンケートには泣いたかどうかを問う項目があった。号泣って選択肢もあった。これで号泣できる人ってどんな人なんだろう。医者とか看護士とかガン患者とか、つまり登場人物のようなステイタスの人が見たら感動するんだろうか。この程度の想像力はなくないつもりだったけど、甘かった。アンケート用紙に「何が面白いか分かりませんでした、すみません」と謝罪なんかしてしまった。スローなのにかしゃかしゃ感というか、丁寧さを感じなかった。誰をターゲットにしてんのかなあ。そういう項目もあったので「中高生」に丸して、帰ってから娘に「子どもが見たら感動するのかな、見て何がいいのか教えてくれ」と頼んだのだが「ヤダ、面倒」と言われた。いい映画を見ると数日間気分がいいのだけど、反対もありだなあ。ちょっとけた違いでした。
Commented by jun at 2011-07-22 12:47 x
苦痛な映画と聞いて、タイトルも安易に思えてきました。
神様といいカルテといいどこでも簡単に使われているし。
一方女子サッカーのライブには負けますね。そこでの面白い感想を聞きました。「ハンパ無い。マジ凄い。女でも惚れる。付き合いたい。」
都心の若い女性の感想でした。
話は変わりますが、ドクダミ、私も好きです。もっと生かされればいいのになあ。パスタ面談もお疲れ様でした。
Commented by kienlen at 2011-07-22 17:56
junさん、毎度。タイトルは原作ですから、原作読んでない者としてはコメントできないけど、言われてみるとそうですよね。そうだなあ。いやあ、見て欲しい映画です。誰かにこの気持ちを分かって欲しい、あるいは感動する方法を教えて欲しい。ドクダミは野草の本で研究中、何かあったら発表します。
Commented at 2011-07-22 21:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kienlen at 2011-07-23 08:31
ジャニヲタさん、その通りだと思います。そういうことを2時間ずっと考えていました。
by kienlen | 2011-07-20 08:59 | 映画類 | Comments(4)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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