森博嗣『創るセンス 工作の思考』

集英社新書。この著者の名前はよく見るので名前だけは知っていたけど読むのは初めて。成り行きで読まなければならなかった本。そんなに面白いと思って読み始めたわけじゃないのに、だんだんとその印象が覆されていった。面白かった。工作をするのとしないのでは大違いっていう話である。何が違うのかというと、作ると設計図通りにいかないということが分かるのだそうだ。それを繰り返すことによっていろいろと身に付くという話。机上と現場の違いと言い換えればたいていのことにあてはまるので、印象的な言い方を取り出すだけで、アフォリズムみたいな面白さがあったということになる。

自分のことをいろいろ書いている。それがひどく腑に落ちることばかりで、なんとなくHPを見てみたら血液型が書いてあった。B型だった。ますます親近感。といって小説を読みたくなったかというとそうでもない。でも図書館で借りてみるならと棚を見たらたくさんあった。でもそんなに読みたいなって感じじゃなくて通り過ぎた。というか小説をそもそもあまり読まないんだ。そうだなあ、久しく読んでないなあ。娘が好きな海堂尊は候補として手元にあるが、もう長らくそこにあるだけ。読まねば本がまだ何冊かあって読みたい本に届かない。というわけで意外な面白さでした。それと書き方が嫌じゃなかった。首をかしげる部分がなくてストレスなしにすんなり読めた。
by kienlen | 2011-07-11 17:44 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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