隣の庭は立派

お隣さんの庭は素晴らしい。親なんか柵の隙間から覗いては「隣の庭は立派だなあ」と感心することしきり。昨日も友人が来て「雑誌の庭そのまんまだあ」と言っていた。娘も隣の庭を話題にする。隣の芝生は青いというが、私なんかいかにも作ってます的な庭を作る人の気が知れないので「これって楽しいのかなあ」ってところ。楽しみは人によって異なるし、前の住人みたいに大木も放置していてこっちまで木の枝が垂れ下がり、虫が落ちてきてというよりはずっとありがたいのだが、まあ、お金と手はかけているっぽい。ここには何、ここには何ときっちりと計算して作っている庭。花も絶えない。で、我が庭である。草だらけ。この間も母が「草取る!」と言うから阻止した。ニラも三つ葉もフキもユキノシタも根こそぎにされる恐れがある、というか経験がある。以前は阻止する私を怒っていた母もさすがに歳を取ったら、それで引くようになってしまった。

今、この間買っておきた苗をみっつばかり植えた。6個か7個買って、すぐに植えてしまえばいいのに、たったそれだけの集中力もない。とにかく同じことをするのが苦手。3個植えて次に気が向くまで放置して、やっと残りを植えた。こんな性格でなかったら物事てきぱきと片付ける段取り屋になれたかもなあ。もうしょうがないが。で、さすがに苗の周辺の草は取らないと苗の方が駆逐されるので取った。なかなか芽を出さなくて心配なミョウガの小さな芽を発見。安心する。その周辺の草も取る。それで思ったのは、自分の予想通りに物事が運ぶことに喜びを感じないんだってことだ。これじゃあ管理職は無理。部下が自分の思う通りに動かないことに楽しみを見出しそうだ。で、子育てはどうだろうか。やぱり予想通りだったらつまらないな。ということは、今の自分の状況ってこういう自分の思う通りになっているってことだろうか。夫はこんな、子どもはあんな。自分はこんな。来月の暮らしも分からない。来週の予定も分からない。決して楽しいとは思えないが、でもやっぱり身から出た錆びだという感じはしなくもない。しかし今はさすがにこっちの予想通りが覆ってくれればいいのにという気持ちが強い。となると隣の庭か。あれだなあ。できないなあ。諦めるしかないか。
by kienlen | 2011-05-14 15:43 | その他雑感 | Comments(0)

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