20世紀少年

漫画は奨められるとたまに読む程度で自分で買ってまでということはない。「20世紀少年」は娘から借りて読んだ。この間、友達と朝まで話し込んでいた時にこの漫画を奨められた。その友人に奨めたのは、彼女が通う教会の神父で、以前にも同じく浦沢直樹の「モンスター」を推薦され、この時は私もちょうど教会の勉強会に参加していた縁があって直接神父から借りたのだった。で、20世紀少年はその友達から借りることになっていたのだが、もしかして娘の好みかもという気がして尋ねたら揃っていた。22巻までと続きの「21世紀少年」まで合わせると24冊。それを運びながら「怖いよ、布団にもぐって枕抱っこして読まないとダメだよ」とは、娘からのアドバイス。そんな風にして読んでいるのかい。モンスターが結構衝撃だったので今回も期待したのだが、こっちの方が子供向けかなって印象。漫画家ってすごい、というのはいつもほとほと感心するし、それは同じだが。

この間の統一地方選挙の時に娘が「石原やだ」と言っていた。東京都知事の話を家でそんなにすることないしびっくりして「知っているの?」と聞くと「あの条例作った人だから友達もみんな嫌いだよ」と言う。漫画などの表現を規制する例の条例。よって中学生や高校生に選挙権があれば彼は当選しないだろうという。しかし漫画読む青少年世代よりテレビ世代の方が人口多そう。当選の記者会見を見ていて「でも、あの人が当選する理由って分かる気がしない?」と娘に聞くと、さすがに意味が分からないようできょとんとしていた。みんな正義の顔をしているわけだ。20世紀少年はやっぱり鋭いな。原発だって子供の遊び感覚としか思えない。秘密基地で遊んでいるうちにここまで来ました、みたいな。ネットで話題になっている斉藤和義の「みんな嘘だったんだな」という替え歌と、漫画の中のケンジのロックがだぶってきた。映画は見てないから音楽を知らない。息子の方にメールで問い合わせたら「DVD見た」とだけ返事があった。娘は両方。見てから読むと怖さが増幅されるそうだ。漫画やDVDを見なくても充分怖さは増幅されている日々。
by kienlen | 2011-04-13 10:27 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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