国際結婚と性役割

日常会話はできるとはいえ、その程度の日本語の人に、ただその場にいればいい以上の用事で学校に行ってもらうと却ってやっかいなことになる。それで、洗濯物を干しながら隣のおばあさんに「夫が外国人だとみんな自分でやらなければならないから疲れます」と愚痴をこぼしたら「でも日本人の男だとお宅よりもっとやらないよ」と言われたことがある。そういえばそうだ。こういう事はその人の考え方や、仕事など外部状況によるものであって、ナニ人とかは関係ないのだということを時々忘れそうになる。でも不満があったら「ま、外国人だからしょうがないか」で済ませてしまうことができるのは、便利なことでもある。

というわけでナニ人だからどう、とはいえないが、それでも一般的な相違というものは感じる。なんといっても筆頭は日本人に強固に根付いていると思われる固定的性別役割分業意識。出産と母乳は男性には不可能だが、その他の家事育児で男という性だから苦手と信じることにどういう根拠があるのか私には分からない。あとは、子育てに関して、父親は社会性を身につけさせて、母親は包み込む愛情で、みたいな論。子育てに疲れている妻を夫は理解し支える、みたいな論。そんな精神論はどうでもいいから、直接行動あるのみだ。妻が疲れていたら夫がやればいいし、その逆もまたあり。ウチの場合のように言葉でのコミュニケーションが重要な年齢に子供が達した場合には、私が対応すると覚悟するしかない状況では、役割分担を性別で線引きしたら自分が苦しくなるだけだ。
Commented by kienlen at 2006-04-14 19:40
itoさん、こんな場所でお会いできるとは、密会にもなりませんね。キャパとしては毎日この10倍のボリュームでもできるんですが、ご迷惑なので我慢してます。1人でも読んでいる人がいると嬉しいので、今後もよろしくお願いします。
by kienlen | 2006-04-02 22:24 | 男と女 | Comments(1)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
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