この日常

先の見えない不安を抱えつつ日常を営むしかない。ひとりでやっている身としては、こんな時、組織に属している人は仲間がいていいなと思い、直接被災した人とそうでない人では不安のレベルを比較しようもなく、その中でもさらに異なるのだが、見通しのなさときたら他の事件や事故が小さく感じてしまうほど。しかし当事者という点では、他の事件や事故が軽いわけはないわけで、何の手当もなく放置されるものもあるし、同情や励ましや寄付の集まるものもある。ああ、いろいろと理不尽な中で、異質なのはやっぱり原発でしょう。結局先行き不安の最も大きな要因といえばこれだ。安全でクリーンなんてキャッチフレーズを信じたことはないが、そしてそういう人はたくさんいるのにここまで至ってしまった。なぜだ。

昨年の今ごろ、息子の引っ越しの関係で雑用が多かった。今年は娘が高校生になる。でも上記不安の方が大きくて、めでたさ半減。高校の説明会の日程連絡が来た。高校にもなって親が行くわけないと思っていたけど、娘が心配している。行くわけないし、行った記憶もないが、一応先輩である息子に電話で聞いてみた。「説明会に親行ったっけ?」「忘れた」と即答。私自身何でもかんでも忘れるので、この反応には驚かない。それにそもそも息子、説明会に行ったのかな。それに比べると何でも覚えているのが娘である。「覚えたくないのに覚えちゃう」のだそうで、友人にもそういう人は結構いる。そして自分ほど忘れる人は周囲を見てもいない。今のこの時も忘却の彼方に送り込むことができるんだろうか。
by kienlen | 2011-03-22 17:36 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31