新たな挑戦

昨日は自分にとっては不慣れなことをした。ギター演奏とタイ料理を楽しむというイベントを行った。そもそも宴会は嫌い、人が集まる所嫌い、友人同士の軽い飲み会の幹事もできないという者がこんな企画をすること自体がおかしいのだが、いろいろな事情があってその気になり、その気がすぐに縮むのが分かっているから、ギタリストに予約を入れた。こうして自分を追い込むことで実行したわけだが、そしたらこういう時期と重なってしまった。小さな店で大人数を集めるわけにもいかず、というか、そこまでしてやりたいわけじゃないからほとんど全員知り合いのみ。それで、どうしてこういう事をしたかということを考えてみた。事の発端はそのギタリストを知ったことに遡る。私は音楽に関しても分野外。好きか嫌いかとか、心地良いか悪いか以外の判断基準がない。音楽を流して仕事できるタチではなく、音楽を邪魔に感じることも多い。つまらんバックグラウンドミュージックとか。かといって音楽が嫌いとは言えない。やっぱり好き。本嫌いはたくさんいるだろうけど音楽嫌いってそんなにいるとは思えない。というわけで、上手だけど嫌いとか、ヘタだけど好き、みたいな判断基準は自分にはないということになる。

で、そのギタリストの演奏会を聞く機会が偶然あり、その中で「邪魔にならない演奏をしてくれと言われたことがある」という話があった。分野外の話というのは知識がないから新鮮なのである。そうだよ、私もそういう音楽なら聞いてもいいかもと思ったり、しかし、だったらなくてもいいのか、いや、ここでのあるなしの違いとは何かとか、まあ、つまり話の端々からいろいろなイメージが膨らんだのだった。それと周辺への気遣いのありようの違和感のなさ。こういうことはめったにない。つまり存在のありように違和感がなかったというと、大袈裟かもしれないが。通常はそこで終わるのだが、この時は場がカジュアルだったこともあって声をかけてみた。時には自分の気持ちを伝えることは大切であると思うようになったこともある。歳のせいもあり。それでなぜイベントかというと、多分それは、この自分の気持ちを誰かと共有したかったのかもしれない。ああ、違うな。共有ではなくて、自分の気持ちに対する確信が欲しかったのだと思う。ちょうど、本を読んでいると「あ、これでいいんだ」と感じることができる、つまり日頃得られない感じを持つことができるのと似ているかもしれない。それを人を通じて行うことが、イベントを通じた表現なのかと思った次第。イベント屋さんって興味なかったけど、なるほどと納得。かといってそれに引っかかってくる人っているという自信はそうなかったけど、いたいた。それが面白かった。
Commented by jun at 2011-03-29 13:19 x
私にとっては魅力的な集まりに行けなくて残念。また「共有」でなく「確信」にも立ち会えなくて。私も予定決行で長崎・熊本・大分と行ってきました。
また。
Commented by kienlen at 2011-03-30 16:42
junさん、九州いいなあ。あっちにいればいいのに。九州行ったことない。お話聞きたいのでまたよろしく。娘の3冊目のパスポートを取ったがどこにも行かずじまい。
by kienlen | 2011-03-21 14:21 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30