素直な親に素直な子

娘が「高校生になったら漢字検定受けてみようかなあ」と言う。「受けたければ受ければあ。でも何で漢字検定なの」と聞くと「先生に受ければって言われた」と言う。担任の先生大好き娘。本を読んでいて分からない字があるとよく聞いているようであることは感じられる。それでそういう話になったらしい。「漢字ってただ覚えればいいから」と言うから「ママ、覚えるのって苦手。考える方が好き」と言うと「だからあ、読解力は考えるでしょ、漢字は考えなくていいでしょ」と言われる。そうですね、仕事だって考えなくちゃいけないのに混じって考えなくていいのがあるとすごく和むもんな。それからふいに「茂木健●郎って人知っている?」と聞くので「有名だから名前は知っているしテレビに出てるから見たこともあるよ」と言うと「模試にねえ、あの人の文章がやたらに多い」ということである。

「面白いの?たくさん書いていると思うけど、なんか、全然読む気にならなくて読んでないんだよね。話しているのも面白くないし…」と言うと実に嬉しそうに「もう、あちこちの業者の模試に出てくるけど、どれも同じでつまらなくて、ああいうテストって相当手抜きで作ってると思うよ」と言うのである。そこで私は自分の好きな書き手の名前を挙げてみると「ない。あるのは●●とか●●とか、感動させる系。多分ママも好きじゃないと思うよ」と言う。いやあ、何に感動するかは人それぞれなのでそう言い切ってしまうのも問題ではあるが、ついつい「子どもをバカにしているんだよ、きっと」なんて言ってしまった。見てもないのにすみません。冗談です。ただ、何かもう出来悪い息子が典型で、教育産業の餌になっている感拭えず、そんなテストのために人生左右されない人間になっていただきたいと同時に、しかしそういうテストを受けざるを得ないわけである。よって、時間を無駄にし過ぎず、でも適度に点数は取らないとならないというあたりでがんばってくれ。教育費の重みに潰されそうでひねくれてしまう自分。
by kienlen | 2011-02-26 16:34 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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