800字のアドバイスに何時間も

弟から電話があった。「800字の論文書くのにどうやって書いたらいい?」と言う。はあ、そうだ、息子は弟にそっくりなのである。意味不明、脈絡なし、本読まない、文書けない。ってことは私にもその遺伝子はあるってことだろう。そうか、結構よく「独創的ですね」って言われるもんな。つまりこれって表現方法を変えれば意味不明ってことだろう。そうだ、私も今後は意味不明なんて不吉な言い方は止めて「独創的」で統一することにしよう。独創的な弟の言葉は続いた。独創性を努めて排除して整理すると、つまり、自分の子飼いというか部下というか、でもバイトの人が正規採用にかけた試験を受けるのだが、それの課題が800字の論文。論文ってほどのことかな、800字。何が知りたいのか本当に不明。「書く順番」とか言うので「決まりはないでしょ」としか言いようがない。結局この件で夕方から夜までで3回も電話があった。ごくろうなことだ。で、つくずく「ねえ、文章書くのが苦手ってほんとにかわいそうだね。今の時代」と言った。すると「そうなんだ、俺はもうこの歳だからいいけどさ」である。

言を尽くして説明したつもり。でも、結局最後まで伝わった感はなかった。「おお、そういうことか」とは言うが、多分全然分かってない。こちらが言いたかったのは作文の表現方法以前に「何がいいたいかの整理」である。当然過ぎて言うのもバカバカしいが、それも説明しないとならない弟なのである。それも伝わってないに違いない。順番だ、文章だなんてどうでもよくて要は中身である。全くなあと思いながら話していたら、息子に対するのと全く同じ口調になっている自分に気付く。電話を切ったら娘が「兄ちゃん?」と聞くから「おじちゃん」と言うと「なんだ、兄ちゃんかと思った」と言った。確かに同じ点がぼけている。そこに目が行くから同じ言い方になる。しかしつくずく思うことは一般受けするのはそっちだろうなということだ。サービス業に向いているのは。何で自分はここまで整理の必要性を説いてしまうのか、結構愕然とした。そんな必要はないのである、日常生活を送るのに。争いは興味ないどころか、嫌い。それなのに結果的に相手を追い詰めるような事態になる。そんな意図はないのだが。まあ、しかし、さすがに弟も息子も慣れているから何かこう分かったフリはするのだ。それがまた当方にとっては複雑。
Commented by eaglei at 2011-02-13 17:25
姉弟って、いい関係ですね。
羨ましい~!
僕もお姉さんが欲しかったです。

文章力って、気に入った作家の真似をすれば良いのだと思います。
そのまえに、いっぱい読むことですね。
溢れるほどにインプットしたら、自然と書けるものかと思います。
Commented by kienlen at 2011-02-13 19:29
そういえばeagleiさんはひとり子ですか。私もお姉さん欲しかったです。作家の真似ですか、すごいなあ。800字じゃなくて800枚になりそうだ。
by kienlen | 2011-02-12 23:59 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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