温かくて穏やかな日曜日だった

外が暖かそうだったので、冬は室内干しになる洗濯物をベランダに干した。「暖かい日だね」と娘に言うと「そろそろ冬眠から覚めるかな」と言う。「何が?虫?」と聞くと「クマ」だった。そういえばこのところ娘の不機嫌な顔を見ない。いつもニコニコである。「なんか、ご機嫌だね」と言うと「そうなの!兄ちゃんがいなくなってからすごく快適だってことが分かった」と言う。思わず「えー、同じ。イライラしなくなったなあと思ったら、兄ちゃんがいないせいだ」と私。「平和だよねえ」としみじみ。夫への八つ当たりもなくなった。原因といえば、息子のゴタゴタをどうして私ひとりで背負うんだ、ってことだったから。「パパと出かけていたら、いかにも運転不慣れな人がいて、兄ちゃんは車どうするんだって言ってたよ」と娘が言う。とてもじゃないが考えたくない。危険な車。でもついでに「バイクに乗りたいとか、免許早く欲しいとか言わないところは、いいよね」「スピード狂にもなりそうにないよね」「過労死もしないと思うよ、そんなに働かないもん」「あの力の抜けてるところがいいよね」と、兄ちゃんへの賛辞が続いた。まあ、これが賛辞なのかどうかは微妙。

学校で自分史を作っているということで生まれた時の写真を出してきた。バンコクの病院で出生届けと別に作ってくれた証明書がある。「兄ちゃんと似てないよね」と言うから「似てないねえ」というと喜んでいる娘。飲んでは眠るばかりで楽だった息子に対して、飲まない寝ないの娘。離乳食も吐き出していた。神経質で場所が変わると寝ないので飛行機の中、電車の中で親を困らせた息子に対して、どこでも飛行機の中でも平気で眠れる娘。そしてその基本は今も変わらない。「兄ちゃんは、あの臆病さがいいよね」と、また長所発見。これが長所かどうかは別にして。「でもやっぱり一番いいのは、どっちもタイ料理が好きなことだよ」と私が言うと「えー、タイ料理嫌いな人っているの」と娘。そりゃ、たくさんいる。「お母さんがタイ人なのに子どもがタイ料理嫌いだとちょっとかわいそうだよ」「そうだね」ということになる。とりあえず食べ物の好みが合うのはラッキーって感じ。昼には、店の賄い用に作ったおかずを持ち帰ってもらって娘と食す。大満足。
by kienlen | 2011-02-06 22:08 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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