イカだと思ったらカエルだった

娘が帰るなり「お腹すいた」と言う。ココアが飲みたいというから作ってやる。夕食はイカを煮ようと思っていた。なぜか夫が持ってきたのが冷蔵庫に入っている。あとは味噌汁とほうれんそうのおひたしと、長いもの千切りと、娘の大好きなネギの味噌炒め。イカを取り出してびっくりした。イカだと思っていたのはカエルだった。どうりで、見慣れない包装だと思った。ちょうどイカくらいの大きさに手足を伸ばしているカエルが2匹だ。皮を剥いて処理してあるから体の色は似ているが、さすがに足の形が全然違うのでパックを開ける前に気付いた。ということで予定していた主菜がなくなってしまった。しかし、こういうものをわざわざ買ってくるあたりは、よほど好きなんである。夏は自分で捕まえるので皮がついたままのが置いてあったりする。

つい先日は、夫の店で何か注文しようと思ったら隣にいたタイ人が「ゲーン・ノック食べる?」と言う。聞いたことのない料理名だ。鳥のスープという意味らしいことは分かるが、聞き慣れないので、そのまんまの料理というよりは何かの愛称かと思って、好奇心から「食べる」と言うとスズメの足みたいなか細い足が入っていた。なんだ、スズメか、日本で撃ったものか、と思ったら違って、輸入品を食材店から買ってきて作ったそうだ。北部の料理だそうだ。夫は夫で大の虫好きなので、コオロギやバッタや蚕のサナギやイナゴをたくさん並べていて、カウンターに座った人に勧めている。この間、私の友人の前に持って行って「どうぞ」と言うから「この人は虫嫌いだから勧めないで」と言うとぼけっとしていた。つまり自分が虫好きだし、周辺のタイ人も好きな人が多いので、人は皆虫好きと大きな勘違いをしているようだ。一体、何年日本に住んでいるのだ。今日のカエルについては「イカと間違えた。とっとと持って行ってくれ」と電話しておいた。しかし彼にしたらカエルの料理くらい何でできないんだ、ということになるんだろうが。
by kienlen | 2011-01-19 18:53 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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