受験生との話し合い

娘は受験生という立場にある。昨日学校から帰って「あ-、どーしよう、どーしよう」とソファに座り込んだ。「どーしたの?」と尋ねると、私立高校の受験をするかしないかということである。受けるのは自由だから願書だしてみることにして用意していったら先生に「急いで受けなくても次の日程でも」みたいに言われたらしい。そして「でもねえ、もし受かっても行きたくないんだよねえ」と言う。「だったら受けないで公立1本でいけばあ」と言うと、迷っているらしい。あるいは他の私立を受けてみるのは、と提案。でも本命がそんなに高い所じゃないから滑り止めという関係にはならないだろう。腕試しってところか。それにそもそもそういう私立に行くほどの経済力ない。「頼むとしたらおじいちゃんから借りるか」と言ってみるが、しかしそれにしても高齢だし、現実味薄い。

自分には判断基準がないのである。模試の結果だと志望校の可能性は毎回B評価だという。模試なんて受けたことのない自分にはBってどうなの、というのが分からない。学校の面談だとギリギリ。しかしそれには飛び抜けて低い点数だった時を含めた平均だから、以後の回復傾向を見ると、ギリギリってどうなの、って感じ。中学のテストでここまで低い点数だった経験のない自分にはもう何もかも理解不能である。ついつい「しかし、どーしてこんなに低いのかなあ」とつぶやいてしまうが、単なるつぶやきであってそれ以上でもそれ以下でもない。以前はそれ以上を含めたかったが、もう息子のおかげでみんな吹っ切れた。経済面以外は。娘がこう言い出すということは、最終的な判断材料にすることになっていた総合テストの感触が悪かったに違いない。「今日のテストが良くなかったわけね」と言うと「まだ分からないよ」と言う。不機嫌である。ブスッとしている。そして「悪くても受ける」と言う。真剣な話し合いの場、といいたいところだが、店番の時間。「あ、あ、店行かないと。ウチってこういう事情だから、キミ、自分でがんばって」と言い残して出るしかない。
by kienlen | 2011-01-12 08:56 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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