還俗後も連絡なし

ふと気付くと、もう夫は還俗しているはずの時期。娘に「パパ、お坊さんじゃなくなったのに連絡来ないねえ」と言うと「そうだねえ」と言う。「お坊さんの生活が気に入って、そのまま続けちゃう人もいるんだよ」と言うと「それもいいんじゃない」と言ってから我に返ったらしく「ダメダメ、パパが帰らないと困る」と訂正した。連絡がないな、と思うのは、夫が「還俗したら電話する」と言ったからで、だいたいにおいて普段から連絡はないし、そもそも私自身が、国外に出かけて、家に連絡するということが皆無なのだから、人に要求するのも変である。コックさんが来てくれて店が開けられれば問題はない。コックさんは慣れた人だし品物の発注先も知っているし、助かる。それにしても、女ばかりの生活というのは何と平穏なんだ。ちょっと怖いくらい。まずモノの動きが少ない。夫は散らかしたりうるさかったりということはないし、誰かに何かを要求するということはなく、押しつけることもないのでうっとうしい存在ではないが、洋服や靴のサイズが大きいので、洗濯物は半分になる。

友人に母ひとり娘ひとりという人がいるが、こんな感じなんだろうな、と想像する。息子に食事を作っても、気分によって食べたり食べなかったり、家に帰ったり帰らなかったり、物品はなくしまくり、その辺にわけの分からない物品が転がり、洋服や靴は夫よりも格段に大きいから場所を取る。用心棒になるかというと、かなりこれが臆病。物音がすると妹に「見てこい」である。エネルギー問題や食糧問題や環境問題を考えると、大きいことに価値があるかというと疑問だし、結局従来型の男性の行き場が少なくなっているのが現状だろう。そこで一部は、いかにも男性な政治の世界で虚勢を張ってやるか、という感じがして半端な感じ。ああ、おぞましい。確かエネルギーって変換できると高校だか中学で教わったような気がする。例えば異様な権力欲は余剰分を長距離走のエネルギーに変換して腿に付けて勝手連で走って世間に感動を与えるとか、追従欲(こんなのアリか)は捨てられる犬の世話エネルギーに変換するとか、そういう装置を発明したらどうなんだろうか。自分にそういう技術があったらやってみたいもんだ。平穏な日々を歩いているはずが脇道にそれた。
by kienlen | 2011-01-10 12:16 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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