真っ暗鍾乳洞クルーズ

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ベトナムの観光っぽいことを何も書いていなかった。南から北上してハノイの空港に着いた時、迎えのガイドさんがいきなり「今回はハロン湾に行きませんね。残念ですね」と言った。今回のようにすべてお任せ、自由行動皆無のグループツアーだと自分で何も調べないから何も知らない。ハロン湾って何ですか、と思ったが、帰国後に旅好きの人と話すと、ベトナム観光では最もというくらいに有名な場所らしい。で、そのハロン湾のミニ版みたいらしいクルーズが今回のツアーに含まれていた。ニンピン省のTRANGANクルーズとある。トランガンと読むのかと思ったら違った。チャンアンというらしい。タイ語のアルファベット表記以上に読むのが難しい感じがするベトナム語の表記。ボートは大好きだからちょっと期待。いかにも観光地に仕立てましたという船着き場に大量のボートが並んでいる。こんなにどうするのって数だった。景色は中国映画みたいな感じ。4人の乗客に漕ぎ手ひとり。結構割に合わない労働のように感じるが、のどかで良い感じだった。

しかし、こんな静かな川面を1時間半も漂っていても何も面白くないじゃん、とも感じた。例えばツアーの面々が仲良しグループで話しが弾むんだったら楽しいかもしれないが、そうじゃない。と、巨大な岩に向かって突進するボート。岩の中、つまり洞窟に入って行く。上の写真でいくと、小さなボートの先に見える黒い穴。ボートが小さい理由が分かった。これ以上だったら難破する。身を屈めないとならないくらいの洞窟。鍾乳洞。お見事だった。裸電球のお導きで外に出た時は歓声を上げたくなる。それを3回だったか4回だったか。楽しかった。岩山にいろいろな施設が建設中だったのがかなり気になり、はあ、次はこの景観も台無しか。ホテルまでできるなんて、と、自国の事は棚挙げで嘆く面々。
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小さな悲鳴と共にこのように入っていく。ワイルドなクルーズでした。今にも雨になりそうなくすんだ天気だったのが残念。ベトナム北部は南国のイメージからはほど遠い気候だった。冬のジャケットが必要なくらいの寒さだったし。岩山で野性らしき山羊が木の葉や草を食べていた。こっちはのどかじゃなくて警戒心丸出しな感じでたくましかった。お騒がせしました。
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by kienlen | 2010-12-19 10:33 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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