地味な旅の色を補う夢

昨夜、風呂に浸かりながら本を読んでいたら睡魔で本を取り落としそうになったため、読書は諦めた。それでもやっぱり眠りそうになる。それで起きているのも諦めて早い時間に寝た。携帯が鳴る音が聞こえたがそのまま寝ていた。夜行の飛行機でほとんど一睡もできないままだった。もっともこれはいつものことであり、覚悟の上だからどうということはない。帰りのタクシーの中で眠れるし、今回は帰国後は暇でもあるから、睡眠不足だから仕事に響くという心配もない。どうということなく眠ったところ、たくさん夢を見た。ところどころで目が覚めるのでたくさん見た感が残っている。最初の方のがやけにカラフルだった。何か池のような場所からカラフルな物体が体躯を空中にのぞかせていて、どれを見ていいか迷う。そんな夢だった。金や赤の混じるひじょうに豪華な物体だった。

なんでそんな夢を見たかについて、心当たりがなくもない。ベトナムといえば南国。南国といえばカラフルなイメージを勝手に抱いていた。ところが今回の旅の期間中のベトナムの空は曇ってどよんとして、人々の服装は日本人に負けずに地味なのである。ホーチミンで過ごしたのが1日半だけで、それも工場見学だったりした上に、その後は北上だったから地味だったのかもしれない。自分の中ではベトナムとタイが近いために、どうもタイとの比較になってしまう。となると、女性の化粧が地味だな、とか、男性の指輪が少ないな、とか、全体にアクセサリーの量が少ないな、とか、そういうことが気になる。そしたら面白い場面に遭遇した。タイ人の団体ツアーの多いことにびっくりして、ついでにタイ人用のガイドさんの説明を聞いていたら「アオザイの女性の化粧はあまり濃くない」と言っていた。やっぱり…。正装なのに化粧がこれだけ、というのはタイ人的には驚きなのかもしれない。帰国の時の空港はハノイだったが、欲しがりません勝つまでは、的なのだ。こういう所は日本人に好感を持たれるんじゃないかと感じた。タイだと、欲しがります負けたって、的である。私もタイじゃなくてベトナムに住んでいたら違っていたかもしれない。いや、違っていたに違いない。ううん、同じかな。そんな気持ちがカラフルな夢の理由…。霧雨の中のフエの世界遺産の建造物も地味目だった。
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by kienlen | 2010-12-10 15:47 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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