旅の準備の前に

コーヒーを1杯飲んだら旅のパッキングをしよう。初めての場所に行くのは楽しみだが、気候はタイに似ているんだろうかと想像している。ベトナムは料理も馴染みがある。バンコクではたびたびベトナム料理の店に行っていた。で、今日までの聞き取りによる仮説としては「多くの日本人はベトナム料理が好きである」「一部、タイ料理が猛烈に好きな人はベトナム料理は物足りない」を立てることができる。私はむろん後者で、この間も同じ事を言っている店のお客さんがいた。昨日の昼間のビールの時「ベトナム人は町にいっぱいいたよ」というタイ人がいた。「ベトナム戦争の時のあれ、あれ、日本語何だっけ」とこっちからこっちへ移動をする仕草をするから「タイ語でもいいよ」と言ったが、信用できないのか「あれ、あれ」と言っている。「オパヨップでしょ」と言うと「そうそうオパヨップたくさんいた」となる。「それ、日本語は難民」と教えてやると「難民がたくさんいた」となる。

「お父さんが肉屋だったからベトナム人と、これこれ」「ああ、商売で競争になったのね」「そうそう」「で、ベトナム人は商売上手だからお父さん負けちゃったのね」「そうそう!」。そこで喜んでいる場合ではないと思うが、そうだろうな、とは思う。カンボジアの国境とかラオスの市場とかで気が利いたやり取りで商売上手だな、と感じるのはベトナム人だったことを思い出した。それが私にとっての直接体験で、言い換えればそれくらいしかない。それからベトナム戦争時に踊り子をしていた有名人が営む飲み屋はバンコクでよく通っていた。どうしているんだろうか。そうそう枯れ葉剤の被害を描いた「花はどこへ行った」という映画を見たのは昨年だったか、もう一昨年になるのか。時の経つのがあまりに速くて、いつの出来事なのか整理ができない。そういえばベトナム映画も観たっけ。タイトル忘れた。それを見た知り合いのフランス人が「実際のベトナムはあんなじゃない」と嫌な顔をしていたのが印象に残っているが、どっちの意味合いかを聞かなかった。自分で見たことのない場所について聞いても胸に落ちる感がないし。それは都会の若者の様子を描いたものだった。やけにきれいすぎるなと感じたことは覚えている。
by kienlen | 2010-12-02 07:55 | | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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