小さい秋の小さい話題

日の短さが身に浸みる。なんて寂しいんだろう。こういう季節になると息子の存在が大きいことを感じる。こんなに真っ暗になるまで何やっているんだ、どこをほっつき歩いているんだ、困った事に巻き込まれているんじゃないか、等々、明るい時期よりも一層心配だった。それが常だったので寂しさを感じているゆとりがなかったともいえる。とりあえず同居してないと見えないから、そういう心配がなくなる。つまりそういうことだ。気付いたらとんでもないことになっているという事態は常に想定していないといけないけど、日々についてはもうしょうがない、というところにある。毎日がキチンと閉じるというか、静かに過ぎていく。しーんと。もっともっと歳を取ると、こういう寂しい感じというのは薄れていくんだろうから、それに期待しよう。

今日はまた少々遠出。紅葉がきれいになっていた。海辺に暮らしたことがないので、海の変化というのは分からないが、山を見ていると、下界ってちっぽけであると感じる。だからといってこの寂しさが紛れるわけでもないのが、自分のさらにちっぽけなところだ。はあ、情けないことである。朝はタイ人の子を見に行く。理科の授業に付き添った。今になって中学の授業を見学できるって楽しい。かといって自分だけ楽しんでいるわけにもいかない。彼にとったら覚えることがあまりに多い。学力低い。日本語はもちろんできないが、タイ語の作文もめちゃめちゃ。文盲のタイ人は身近で何人も見てきた。バンコクで住み込みのメイドさん、夫の母も、店のバイトの女性も。だから文字が分からないってどういうことかを想像しながらきてはいるけど、それと自分がタイにいて言葉が分からないという状況も経験しているが、母語が分からないというのはそういう次元とは違うんだろうな。なかなか想像力が及ばないのである。こんな社会でなければ、他の感覚が鋭くなるということがあるかもしれないが、こんな社会だしなあ。
Commented by jun at 2010-11-09 08:31 x
お早うございます。
タバコの煙と高さが目に沁みる。私は吸いませんが他人の喫煙の煙。香りは嫌いじゃないけど。
最近タイ関係の新聞記事が目につきます。私も関心が高まったということかな。日本では文盲は考えられあせんが、それでもウチのお客さんで年配の方(日本人)で字があまり読めない方がたまにいて驚きます。
さて、タイでなく台湾の高校生が今日、修学旅行の一環で娘の高校に来るそうです。娘から「タイと台湾て違うの?」と聞かれ絶句して答えられませんでした。
話は変わりますが、昨日東欧のアルバニアの犯罪が出てくる映画を観て少しショックを受けました。世界は楽しくもありますが怖いですね。
いつも余談が長くすみません。
「紅葉の滋味も」(回文)味わいたいもの。では。
Commented by kienlen at 2010-11-09 22:58
こんばんわ、junさん。タイへの関心も台湾への関心も高まり、空も高い秋ですね。今の学校はそういう交流が盛んで羨ましい。そういえばデンマークの映画のDVD、そろそろ見たいぞ。
by kienlen | 2010-11-08 22:02 | その他雑感 | Comments(2)

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