訂正はしないが反省はする

先ほど投稿した後に、バカだな、と思った。恥ずかしい。ドラマは夢を売る目的もあるんじゃないだろうか。自分はすぐにリアリティを感じるかどうかを判断基準にするきらいがあるが、そもそもそれ自体がバカである。恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。「ひととき日常から離れて夢の世界に浸りたい」とか思える人ならリアルなドラマなんか見たくないんだ。一体私はいつからこんな夢も希望もない人間になったかというと、子どもの時分からそうだったように思う。生まれつきつまんない性格だったってことだから今から面白くなろうとも思わない。今の若者に対する「半径○キロ以外に興味ない」みたいな批判は、自分にも言えていると思うから、とても若者を、ああここでは象徴的な意味ではあるが、批判なんかできない。よって「いつもと違う」とか「日常を離れて」みたいな惹句で、その空間とか物体とかにあこがれることはない。何かと何かの関係がどっかでプツンと切れているという発想を持てないわけだから、すべてはつながっていて、半径何キロかは知らないが、その中にあるように感じてしまう。ある意味現実と夢の区別もついてないのかもしれないが。

この間、友達が、大変人気のある和食レストランについて話していた。私も行ったことのある店だった。そういえば女性客ばかりで賑わっていた記憶がある。そんなに人気なら、人気の秘密を探りに改めて行ってみようかということで店の前まで行ったら予約でいっぱいだった。料理人の顔ぶれが店頭に並んでいた。受賞歴などもあり、確かに美味しいんだろうなと思う。でも、だからといってすごく行きたいと思うわけではない。それに私は、ちまじま並んだ和食を美しいとは思うが、食べ物としての魅力をうんと感じるわけでもない。なぜかというと、その日のその時の気分で食べたいものをたっぷり食べたいからだ。いろいろ並んでいると、結局は自分の気分じゃないものまで食べなくちゃならないことになる。そういうハプニングも悪くはないが、ある意味押しつけがましいようにも感じる。これはタイ料理に毒された結果かもしれない。タイ料理の押しつけがましくないところが好きだ。こういう者を「文化レベルが低い」と言う人もいる。ということを考えたり、一部口にしたりもしたら友達に「そういう問題じゃないの!いつも料理している奥さん達がね、こういう所でいつもと違う、誰かに作ってもらった美しいものを食べるということに価値があるの!」と言われた。なるほど、目が覚めた。昨夜のドラマもそれである。ズレズレな感想を反省。
Commented by 批評湖 at 2010-11-03 12:41 x
いつもは雹子ですが。こんにちは。あ~、今日のkienlenさんの
読んでたら、サイコーに可笑しいっ、自分を嗤ってしまい。馬鹿ばかドラマを二倍、いえ、四倍楽しませて頂いた気分です。本当に文化の香り高いニッ
ポンの祝日に、昼日中から乾杯したい。これから、ワイン飲みたいです
Commented by kienlen at 2010-11-03 13:30
物書きをしている友人達から聞いたことがあります。「泣かせるのは難しくないが、文章で笑わせるのは難しい」と。なるほど。私も何か読む時に「どこかに笑いがあるか」は極めて重要な要素であります。でもまじめに話し、書くことを笑われるのも奇妙な感じではありますね。まあほとんど冗談な日常ですから、自分を笑う分には人を笑うより罪が軽い。
by kienlen | 2010-11-03 11:24 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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