映画:桜田門外ノの変

娘と映画を見に行った。それが「桜田門外ノ変」。映画の蘊蓄はもう全く分からないが、なんとなく見ることになったものだ。たまたま新聞を見ていたら広告があって「ふーん、桜田門外の変か、どんなんか見てみたいな」と思った。で、娘の担任が社会科で、娘はこの先生が大好きなのである。よく「先生と話そうと思って待ち伏せしていたけど『忙しい』って話してくれなかった」と言っている。「それってストーカーじゃない、先生、逃げているんじゃないの」と言うと「先生にもストーカーって言われる」ということだった。ということで、娘にすると話題を探したいわけである。私が「見に行こうか」と聞くと即乗り気になった。サービスデーが今日で、学校から戻っても行ける時間帯だった。映画の前にラーメン屋に入る。ヤキトリもビールもあった。「ビール飲みたいな」と言うと「飲めばいいでしょ」と言われたが、ビールを飲んだらトイレに行きたくなることは明白なので我慢。ラーメンのみ。古い映画館に観客は7-8人。「結構入っているね」と見渡していたら、娘が「なんか、利口そうな人ばっかり」と言う。いつも子ども用のばかりなので客層が違うのかも。

正直のところ、全く期待してなかった。しかし、面白かった!まず、私は桜田門外の変について知らない。自動的に「井伊直弼暗殺」までは出てくるが、単なる暗記の記憶だけで、それがどういう意味を持った事件なのかを知らない。あまりに知らないから、少し知ることのできたのが良かった。それと、くだらないシーンがなかった。テンポはゆっくり目で長い映画だったが、かといって間延びするんでもなく、全体に美しく描かれていた。時代劇というのはあまり知らないから語れるものを持ち合わせていないのが残念だが、つまりそういう素人の母親と中学生が一緒に見て楽しめる映画だった。社会科の先生に話すネタとしてもぴったり。期待していなかったこともあって満足度は高かったな。役者も良かった。武士道のイメージアップにもなる感じ。ことごとく礼儀正しい。礼儀、礼節なんて言葉を忘れている自分のような堕落した人間としては、ことごとく感心した。多分そういう意図は充分にあるんだろうという感じ。親子で楽しむ映画としてはとっても良かった。ちょっと歴史の勉強にもなったし。何しろNHKの大河ドラマも見たことがない者であるから、いろいろと新鮮だったってこともある。
by kienlen | 2010-10-29 23:04 | 映画類 | Comments(0)

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